医療保険やがん保険を検討しているお客さまから、たまに聞かれる質問です。
がん保険と医療保険の違いって、いまいち良く分からないですよね。
両方入っている場合に保険金が支払われるか、どちらの重要性の方が高いのか・・・
今日は医療保険とがん保険について、顧客数8,000人を超える保険代理店がくわしくお伝えしましょう!!
医療保険とがん保険の違い
医療保険は、がんを含むすべての病気やケガに備える保険です!!
どんな原因であっても、入院や手術をすれば保険金が出ます。
それに対してがん保険は、がんになったときにしか保険金は出ません。
しかし入院や手術だけでなく、通院や先進医療などにも保障があります!!
医療保険 | がん保険 | |
保障の 対象 |
・病気 ・ケガ |
・がん (悪性新生物 / 上皮内新生物) |
主な 給付金 |
・入院 ・手術 ・先進医療 |
・診断一時金 ・通院 ・入院 ・手術 ・先進医療 |
使い分けのイメージとしては、医療保険で様々な病気やケガに備えつつ・・・
がんになったときの保障を、がん保険で上乗せするという感じですね!!
そのほか、細かな違いとしては以下のようなものがあります。
・入院日数
・免責期間
ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。
入院日数
医療保険には普通、入院日数に限度があります!!
現在は60日以内の、「短期入院型」が主流です。
参考:医療保険で長期入院保障は必要?おすすめの入院日数を教える
それに対してがん保険は、入院日数が無制限のものが多いです!!
がんの場合は入院が長引くことがあるので、限度が設定されていません。
免責期間
医療保険には普通、免責期間がありません!!
申込・告知・入金がすべて終われば、すぐに保障が開始されます。
それに対してがん保険には、90日程度の免責期間があるものが多いです!!
がんの疑いのある人が、病院に行く直前にがん保険に入ることを防ぐため・・・
保険が始まってからしばらくの間は、がんと診断されても保障されません。
両方入っている場合は
医療保険とがん保険の両方に加入していて、がんで入院となった場合・・・
保険金はキチンと、両方から重複して支払われます!!
医療保険やがん保険は、契約するときに決めた金額がそのまま支払われます。
なのでたとえば、入院日額1万円の医療保険とがん保険にそれぞれ入っていれば・・・
がんで入院したとき、合計で日額2万円の入院給付金が受け取れるのです。
しかし複数契約には、メリットとデメリットの両方が存在します。
それについて、くわしくは下の記事を読んでください。
参考:複数の生命保険・医療保険に入るメリット3つとデメリット3つ
必要性が高いのはどっち
私の個人的な意見を言うと、医療保険よりがん保険の方が必要性が高いです!!
なぜならがんになると、他の病気と比べて経済的な負担が大きくなりがちだから。
出産や骨折などで入院したとしても、その日数は限られています。
しかも国の健康保険制度のおかげで、医療費は最大でも3割負担です。
特に会社員だと「傷病手当金」の制度もあり、経済的な負担は大きくならないでしょう。
参考:会社員は損をする?医療保険が不要な人・必要な人を徹底解説
いくらか貯金があれば、十分に対応することが可能です。
しかしがんの場合は、治療が一生涯ずっと続くことも十分にあり得ます!!
また治療が短期で終わっても、再発や転移でまた入院ということだってあるのです。
さらに最新のがん治療(先進医療)は、国の健康保険制度の範囲外であることが多いです。
したがってより良い治療を受けようと思ったら、多額の自己負担が必要になってきます。
参考:切らずに治す最先端のがん治療!岡山の陽子線治療施設を見学
保険はいざというとき、金銭的に困らないよう入るものです。
そう考えると、困る可能性の高い「がん」に備える必要性の方が高いと言えます。
がん特約という方法もある
しかしがんに備える手段はなにも、がん保険に入ることだけではありません。
もともと持っている医療保険に、「がん特約」を付けるという方法もあります!!
新たにがん保険に入るよりは、保険料がお得である場合が多いでしょう。
「がんには備えておきたいけど、新たにがん保険に入るのはちょっと・・・」
そう思われる方にとっては、お手軽でとても有効な手段です。
良いがん特約を選ぶ方法は、良いがん保険を選ぶ方法と変わりません。
なので良いがん特約の選び方については、下の記事が参考になると思います。
参考:がん保険の損しない選び方!見るべき4つのポイントとは?
医療保険の相談をするなら
「受取人を誰にすべきか相談したい」「受取人の確認や変更の仕方が分からない」という方へ。
ぜひ、私たちハロー保険にご相談ください!!
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それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。
鳥取県外にお住みで相談に来れないという方には、下の記事をおすすめします!!
参考:おすすめの無料保険相談窓口は?口コミサイト15つで統計取った
口コミ評判の高い無料の保険相談サービスを調べたので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
医療保険はすべての病気やケガに備えられるのに対して、がん保険はがんのみを手厚く保障してくれます。
がんは他の病気と比べて経済的な負担が大きくなりがちなので、がん保険の方を優先度高めにしましょう。
ただしがんに備える方法はがん保険だけではなく、医療保険にがん特約を付けるという手段もあります。