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火災保険の相談で、たまに聞かれる質問です。
「みんな火災保険に入ってますよ」と言われても、信じられないですよね?
今日は内閣府の調査から、火災保険の未加入率について顧客数8,000人を超える保険代理店が調べました!
火災保険の加入率
内閣府の調査によると、持ち家世帯の火災保険(共済含む)加入率は82%です!
保険 | 2,123万件 (61%) |
共済 | 1,168万件 (33%) |
保険+共済 (単純合計) |
3,291万件 (94%) |
保険+共済 (重複を考慮) |
2,880万件 (82%) |
参考:内閣府|保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会 報告
その数年前は85%で、ちょっと減っていますが・・・
それでも、実に8割以上の方が火災保険に加入しています。
火災保険に入らないと、以下のように様々なリスクを抱えることになります!
・火事にあうリスク
・自然災害にあうリスク
・近隣から延焼するリスク
・住宅ローンを利用できないリスク
・賃貸を利用できないリスク
参考:新築一戸建てや賃貸マンション・アパートで火災保険に入らない人へ
家やその中に置いていた財産を失うと、その被害額は何千万円にも及ぶでしょう。
まだモノだけで済めば良いですが、最悪の場合は家族の命までうばわれます。
もし一家の大黒柱を火事で亡くしてしまえば、今後の生活再建もままなりません。
そういった不安を抱えながら生活をするのは、心理的に大きな負担ですよね?
その心理的負担を軽くするために、8割以上の方が火災保険に加入しているのでしょう!
もちろん災害リスクが極端に低い地域や、経済的に十分な蓄えがある家なんかもあります。
そのため、100%全世帯が絶対に加入しなければならないわけではありません。
水災補償の加入率
火災保険の加入者のうち、水災の補償を付けている人は66%です!
保険 | 1,475万件 (42%) |
共済 | 1,161万件 (33%) |
保険+共済 (単純合計) |
2,636万件 (75%) |
保険+共済 (重複を考慮) |
2,307万件 (66%) |
参考:内閣府|保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会 報告
水災とは、簡単に言うと「水による災害」です。
具体的には、大雨・台風・集中豪雨・高潮・洪水・土砂崩れなどが挙げられます。
参考:火災保険の補償内容はどこまで?カバー範囲に含まれるもの一覧
火災保険には基本的に、この「水災リスク」が補償の中に組み込まれています。
しかしこの補償は「うちには関係ない」と、プランから最も外されやすいです!
たとえば以下のような場合、「水災に対する備えは必要ない」とみなさん思ってしまいがち。
・家が高台の上にある
・高層階に住んでいる
・近くに海や川がない
参考:大雨で土砂崩れやがけ崩れ!土砂災害は火災保険で補償されるか?
実際に内閣府の調査でも、加入していない理由として以下の回答が多かったとされています。
・自宅周辺で水害は起こらない
・自宅周辺で起こっても自宅建物は被害を受けない
しかし時間降水量が50mm以上の「非常に激しい雨」は、ここ30年で約1.3倍にも増えています!
水災は誰の家にでも起こりえる自然災害なので、加入しておいた方が良いでしょう。
なお「保険料をおさえたい」「水災は可能性が低い」という場合は、縮小型での引き受けもできますよ。
地震補償の加入率
火災保険の加入者のうち、地震の補償を付けている人は49%です!
保険 | 1,209万件 (35%) |
共済 | 770万件 (22%) |
保険+共済 (単純合計) |
1,979万件 (57%) |
保険+共済 (重複を考慮) |
1,732万件 (49%) |
参考:内閣府|保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会 報告
この補償は地震による倒壊・火災・津波によって損害を受けたとき、保険金が支払われます。
参考:地震保険と火災保険の違いは?セットで保険料の相場はいくら?
この数字は、水災の補償よりもさらに低いです。
日本は世界有数の地震大国であるにもかかわらず、地震の補償はあまり普及していません。
日本政府はこの状況を改善するため、「地震保険料控除」というものまで作っていますよ!
参考:火災保険は年末調整で控除できるものあり!賃貸の家財も対象
そのかいもあってか、近年では地震の補償を付ける方が増えています。
1991年から2015年までの間、全ての都道府県で11% 以上も増加しているのです!
参考:内閣府|保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会 報告
またこれは阪神淡路大震災や東日本大震災など、悲惨な地震が起こったことも要因としてあります。
地震の補償はこういった大規模震災をキッカケに、加入が進む傾向にあるからです。
参考:内閣府|保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会 報告
しかし一度大きな地震が起こってしまうと、しばらくその地域では地震保険に入ることができません。
なぜなら余震などで、再び地震が起こる可能性が大きく高まるためです。
もしものときに手遅れにならないよう、早めの対策を心がけておきたいですね!
参考:地震保険いくらもらえた?鳥取大地震での保険金支払い状況を公開!
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まとめ
火災保険の加入率は82%と、実に8割以上の方が加入しています。
しかし水災の補償までつけている人は66%で、地震の補償は49%と低いです。
自然災害はどこでも起こりえるので、火災保険の補償は充実させることをおすすめします!
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