30秒でわかるハロー保険

火災保険の不正請求の実態!あなたが知らない悪徳業者の手口と対策

 

保険金を使えば無料で家を修理できますよ

保険の申請も代行するので安心して下さい

このような言葉で、住宅の修理やリフォームの勧誘をされたことはありませんか?

 

近ごろ火災保険の不正請求が増えており、審査が厳しくなっています。

今日は不正請求の実態や悪徳業者への対策について、鳥取で90年続く保険代理店がくわしくお伝えしましょう。

 

火災保険の不正請求とは

 

 

火災保険の不正請求とは、うその情報や手段を用いて不正に保険金を受け取ろうとする行為のことです!

この行為は保険会社や他の保険契約者に損害を与えるだけでなく、法的にも罰せられることがあります。

また保険会社からの信用を失い、今後の保険契約が難しくなることもあるのです。

 

不正請求のケース5つ

 

 

不正請求のケースはさまざまですが、主なものは以下の5つです!

 

・経年劣化をごまかす

・自分で損害を起こす

・悪徳業者の勧誘に乗る

・存在しない財産を申告する

・損害を過大に申告する

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

経年劣化をごまかす

 

老朽化によって壊れたものを、自然災害などで壊れたように偽るケースです。

保険は突発的に発生する予知されない事態に備えるもので、「老朽化」という予想できる損害には使えません。

参考:火災保険の使い方は?保険金申請の流れや請求期限などを説明する

 

自分で損害を起こす

 

わざと損害を起こし、不正に保険金を受け取ろうとするケースです。

本当は自分が事故の原因なのに、それを隠して請求することも含まれます。

 

悪徳業者の勧誘に乗る

 

悪徳業者が甘い言葉で保険契約者を勧誘し、保険金詐欺に加担させるケースです。

業者は不正請求の方法を教えたり、代行して不正請求を行ったりします。

参考:“火災保険でリフォーム”という営業は詐欺?見積もり業者によるトラブル事例

 

存在しない財産を申告する

 

実際には存在しなかった財産を申告し、保険金を不正に受け取ろうとするケースです。

たとえば購入履歴のない家具・家電・貴金属など、それらの損失を申告する場合がこれにあたります。

 

損害を過大に申告するケース

 

実際の損害額よりも大きな損害額を申告し、過剰な保険金を受け取ろうとするケースです。

これには損害の程度を誇張したり、同じ損害を複数の保険会社に申告したりすることが含まれます。

 

不正請求が行われる理由

 

 

残念ながら、火災保険の不正請求がなくなることはありません。

なぜなら、以下のような理由があるからです!

 

・火災保険の知識不足

・過去の不正請求の成功

・悪徳業者の存在

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

火災保険に対する知識不足

 

火災保険に対する知識が不足していることで、不正請求が発生しやすくなります。

保険契約者が保険の仕組みや請求方法を十分に理解していないため、誤った請求をしてしまうのです。

 

過去の不正請求の成功

 

過去に不正請求が成功したことが、他の保険契約者や業者に悪影響を与えることがあります。

成功例が広まることで、「自分も請求できる」と誤った認識を持つ人々が増えてしまうのです。

 

悪徳業者の存在

 

悪徳業者の存在は、火災保険の不正請求が横行する大きな理由の一つです。

これらの業者は保険契約者を騙すことを目的として、さまざまな手口で不正請求を支援し誘導します。

専門的な知識や技術を利用して、保険会社の審査を騙すための虚偽の書類や証拠を提供することもあるのです。

 

注意すべき悪徳業者の特徴

 

 

意図せず不正請求に加担することを防ぐためには、悪徳業者に関わらないことが重要です。

以下に注意すべき悪徳業者の特徴を書きました!

 

・「火災保険の申請をサポートする」と勧誘してくる

・「調査や工事費は無料!」など甘い言葉で勧誘する

・保険金の請求と工事の施工をセットで提案してくる

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

「火災保険の申請をサポートする」と広告している

 

悪徳業者は火災保険の申請サポートがあることをアピールして勧誘します。

しかし実際には不正請求の助言をし、保険契約者を利用した詐欺を行っているところがあるのです。

 

「調査や工事費は無料!」など甘い言葉で勧誘する

 

悪徳業者は調査や工事費が無料であることをアピールして勧誘します。

しかし実際には不正請求を行うために保険契約者を利用し、後で高額な費用を請求するところがあるのです。

 

保険金の請求と工事の施工をセットで提案してくる

 

保険金の請求と工事の施工をセットで提案してくる業者も悪徳業者の典型的な特徴です。

これによって保険金を不正に受け取り、同時に工事費用を水増し請求することが可能となります。

 

不正請求に対する処罰

 

 

不正請求が発覚した場合、刑事と民事の両方で処罰される可能性があります。

それぞれについて、くわしくは以下の通りです。

 

刑事

 

火災保険の不正請求に対しては、刑事罰が適用されることがあります。

詐欺罪や横領罪などの犯罪行為に該当し、有罪判決が下されると懲役や罰金などの刑事罰が科せられます。

 

民事

 

火災保険の不正請求に対しては、民事上の損害賠償責任が生じることがあります。

保険会社は保険契約者や悪徳業者に対して、不正請求によって受けた損害の賠償を求めることが可能です。

 

保険会社のチェック体制

 

 

保険会社は不正請求を防ぐため、様々なチェック体制を整えています。

それは以下の通りです!

 

・不正請求を防ぐための審査プロセス

・保険会社による情報共有の取り組み

・契約者に正確な情報提供の呼びかけ

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

不正請求を防ぐための審査プロセス

 

火災保険の請求があった際、保険会社は適切な審査プロセスを通じて不正請求を防ぐよう努めています。

審査プロセスでは損害の原因や損害額が適切かどうかを検証し、不正請求が疑われる場合は詳細な調査を行うのです。

 

保険会社による情報共有の取り組み

 

不正請求を防ぐために、保険会社同士は情報共有の取り組みを進めています。

各社が情報を共有することで、同じ保険契約者が複数の保険会社に対して不正請求を行うことを防ぐのです。

 

契約者に正確な情報提供の呼びかけ

 

正確な情報を提供するよう保険契約者に呼びかけることも、不正請求を防ぐ上で非常に重要です。

火災保険を請求する際、保険契約者は損害状況を正確かつ詳細に申告することが求められます。

 

火災保険の相談なら

 

 

火災保険の相談なら、ぜひ私たち「ハロー保険」にご相談ください!!

 

ハロー保険はおかげさまで約90年続いており、県内外で8,000人ものお客さまを担当しています。

毎日何件もの契約業務や事故対応を行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。

それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。

 

もし遠方だったり相談に来る時間のない方は、下のネット見積もりサービスを使ってください!!

参考:【無料】火災保険を最大15社から一括見積もり比較

 

3分ぐらいで簡単に入力が完了し、一度に最大15社の火災保険の見積もりを無料で取れます。

わざわざ複数の保険会社に出向くことなく、あなたに最適な保険を比較して見つけられるので便利です。

 

まとめ

 

火災保険の不正請求は、保険契約者や保険会社にとって大きな問題です。

不正請求が発生する理由は火災保険に対する知識不足や過去の成功例、損害保険各社間での情報共有が不十分であることなどが挙げられます。

 

意図せず不正請求に加担することを防ぐためには悪徳業者の特徴を把握し、注意深く対処することが重要です。

火災保険申請サポート会社として広告している業者や工事費無料などの甘い言葉で勧誘する業者、保険金の請求と工事がセットになっている業者には注意が必要でしょう。

 

不正請求に対する処罰としては、刑事罰や民事上の損害賠償責任があります。

保険会社は不正請求を防ぐための審査プロセスや情報共有の取り組みを行っており、保険契約者に正確な情報提供を呼び掛けています。