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ちょっと前に、相続税に関する法律が改正されました。
これまで相続税を払わなければいけない人たちは、ほんの一握りのお金持ちだけだったのに・・・
この改正により、相続税の対象となる方が大幅に増えたのです!!
もはや相続税は、富裕層ではない多くの人も考えなければいけない問題となりました。
でも両親がせっかく残してくれた財産を、税金として取られるのは悲しいですよね??
今日は生命保険を活用した相続税対策について、顧客数8,000人を超える保険代理店がくわしくお伝えします!!
相続税の非課税枠が改正
相続税には、「基礎控除額」というものがあります。
これは、「この金額を超えなければ相続税はかかりませんよ」というものです。
それが平成27年(2015年)1月の改正によって、以下のように変更されました。
【変更前】5,000万円+1,000万円×法定相続人の数
【変更後】3,000万円+600万円×法定相続人の数
参考:法定相続人とは?
これを見ると、基礎控除額は4割も削減となっています!!
これによって、相続税の対象者は倍近くに増えるという試算です。
「うちの親は、3,000万円以上もお金を持っていないよ~」という方も要注意!!
財産は何も現金だけではなく、土地・持ち家・株・宝石なども含まれます。
市内に土地付きの家を持っている方だと、すぐにこの金額は超えるのではないでしょうか??
土地の評価額は意外と、バカになりませんからね。
生命保険を使った相続税対策
あまり多くの人には、知られていませんが・・・
生命保険は一番身近で簡単な、相続税対策の方法です!!
生命保険で受け取るお金には、「非課税枠」というものがあります。
その計算式は、以下の通りです。
500万円 × 法定相続人の数
受け取った死亡保険金がこの金額の範囲内であれば、相続税がゼロとなります。
ちなみにこれ、相続人一人ひとりに500万円までというわけではありません。
たとえば法定相続人が3人いる場合、それぞれに500万円ずつでも良いですが・・・
特定の1人に1,500万円を生命保険で残しても、全額非課税になりますよ。
相続する予定の財産から保険料を支払えば、その分だけ相続財産が減ります。
それで相続財産の金額が基礎控除額を下回れば、相続税は全額非課税となるのです!!
たとえ基礎控除額を上回っても、相続財産が減った分だけ収める税金の額は減ります。
さらに保険から出る死亡保険金は、非課税の枠内であれば税金なしで受け取れるのです!!
このように生命保険を使えば、相続税に対していくつものメリットを受けられます。
不動産や海外を利用した大がかりな相続税対策と比べると、すごく単純ですし・・・
手続きも簡単なので、多くの人が利用していますよ。
相続税対策を考えるなら、まず「現金や預金を生命保険にする」という方法から考えましょう!!
生命保険控除の注意点
相続税対策として生命保険に入る場合は、加入の仕方に注意が必要です。
非課税枠の恩恵を受けるためには、以下2つの条件を満たさないといけません!!
・保険料を支払う人と亡くなる人が一緒
・保険金を受け取る人が法定相続人
これらを満たしていないと非課税枠が使えないどころか、さらに税金が高くなります。
たとえば、お父さんがお母さんの保険料を払っていて・・・
お母さんの死亡保険金を、子供が受け取った場合なんかそうです。
契約者 | 被保険者 | 受取人 |
父
|
母(死亡)
|
子
|
これだと実質的なお金の流れは、「お父さん→子供」となってしまいます。
なのでこれは「お母さんからの相続」とはならず、「お父さんからの贈与」とみなされるのです。
受け取った満期金の金額が110万円を超えたら、税金がかかります。
また贈与税は、相続税より税率が高いです。
したがってこれだと、税金の負担が逆に重くなってしまいます。
相続税対策で保険に加入するときは、契約者・被保険者・受取人をしっかりと確認しましょう!!
また長い人生の中で、家族の形が変わることもあります。
定期的に保険の内容を確認し、状況によっては受取人の変更などを行ってください。
生命保険の相談や見直しなら
相続税に関する生命保険の相談や見直しなら、ぜひ私たち「ハロー保険」にご相談ください!!
私たちハロー保険はおかげさまで、8,000人ものお客さまを担当しています。
毎日何件もの契約業務や請求手続きを行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。
それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。
また遠方にお住みでハロー保険に来れないという方には、下の記事をおすすめします!!
参考:保険相談窓口の選び方がわからない?比較サイト15つからおすすめを調べた
口コミ評判の高い全国規模の保険相談サービスを調べたので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
法改正があってから、相続税はみんなが考えなければいけない問題となっています。
相続税対策としては、生命保険の非課税枠を使うのがとても有効です。
しかし契約者・被保険者・受取人をちゃんとしていないと、逆に税負担が重くなるので注意しましょう。