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生命保険や医療保険の相談に来る方から、ときどき聞かれる質問です。
生命保険や医療保険は残念ながら、誰でも入れるわけではありません。
今日は生命保険・医療保険の加入条件について、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えします。
誰でも入れるわけではない
生命保険や医療保険は、誰でも入れるわけではありません!!
ほとんどの保険会社では最初に審査を行い、その保険に加入できるかどうかを判断します。
これは、契約者間の公平性を保つためです。
保険は多くの人がちょっとずつお金を出し合って、資金を貯めておき・・・
誰かが病気やケガになったとき、そこから必要なお金を引き出して使います。
なので、加入者同士に不公平があってはいけません!!
たとえば、健康な人と病気な人が一緒にお金を出し合った場合・・・
病気の人の方が、あとでお金を受け取る確率が高くなりますよね??
保険会社はこういった事態が起きないよう、事前にしっかりと審査をします。
そして審査の結果によっては保険金の支払いに条件が付いたり、加入を断られたりするのです。
保険の加入条件
生命保険や医療保険の加入条件は、主に以下の3つです!!
・健康状態
・職業
・モラルリスク
ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。
健康状態
生命保険や医療保険の加入条件の中でも、健康状態の良し悪しは最重要ポイントです!!
ガンや心筋梗塞など大きな病気をわずらっていると、医療保険に入れないイメージはあるでしょう。
しかし「こんな病気でも医療保険に入れないの??」というケースも、決して少なくありません。
生命保険や医療保険の申し込みの際に提出する告知書では、次のような質問に回答します。
・最近3ヵ月以内に医師からの診察や検査、治療や投薬を受けたか?
・過去5年以内の病気やケガにより7日以上の入院をしたことがあるか?
・過去5年以内の病気やケガで手術をしたことがあるか?
・過去5年以内に身体の各器官のいずれかを対象にした医師の診察や検査を受けたか?
・過去2年以内に健康診断・人間ドック・ガンの検診のいずれかを受けたか?
・過去や今現在でガンにかかった経験があるのか?
・現在の視力や聴力等で機能障害はあるか?
・今現在、身体の各部位の欠損や変形、または機能障害があるか?
これらの内容に、1つでも該当する場合・・・
症状・通院歴・投薬状況など、くわしい状況を記載する必要があります。
職業
生命保険や医療保険の加入条件のポイントとして、加入希望者の職業も忘れてはいけません!!
保険金を受け取る可能性の高い業種や職種の方は、保険への加入を断られるケースもあります。
健康状態の審査と同じように、個人の職業によっては契約者間の公平性を保てないからです。
以下で、どのような職業の人が加入できない可能性が高いのか見ていきましょう。
・高所作業者
・高圧電気取扱者
・爆破作業者
・潜水士
・スタントマン
・格闘家
「危険を伴う職業に就いている人」⇒「保険金を受け取る可能性が高い」と考えられます。
なお上記に挙げたのは、あくまでも一例です。
どのような職業が危険と判断されるかは、保険会社によって異なります。
モラルリスク
生命保険や医療保険に加入するには、モラルリスクや道徳も審査の条件の中に入っています!!
簡単に説明すると、不正利用が目的で保険に加入しようとしていないかどうかです。
たとえばご自身の収入や資産に比べて、あまりにも高い保険金額が設定されていると・・・
「保険制度の悪用が目的なのでは??」と疑われて、審査の対象になります。
生命保険や医療保険は、加入者が支払う保険料と受け取る保険金のバランスで成り立っています。
したがってモラルリスクの審査も、立派な加入条件の1つです。
病気でも保険に入れるか
持病がある人でも、保険に入れる可能性はあります!!
傷病名・薬の名前・入院日数・経過年月などによっては、問題なく加入できるケースがあるのです。
また保険の審査結果は、加入できるか否かの2択だけではありません!!
その他にも、以下のような条件付きで加入できる可能性もあります。
・保険料が割増される
・保険金が減額される
・特定の病気を補償の対象をしない
・特定の体の部位を補償の対象としない
病気でも入れる保険について、くわしくは下記の記事を読んでください。
参考:持病で生命保険・医療保険に入れない?病気でもOKな保険3つ
参考:健康告知なしで学資保険に入る方法とは?持病や病気のある方へ
無職でも保険に入れるか
無職で収入源のない人は、保険の加入が制限されることがあります!!
今お仕事を探している人や失業保険を受給中の方は、生活の保障がないと見なされます。
したがって、生命保険や医療保険への加入は難しいのが現状です。
しかしお仕事をしていなくても、下記に当てはまる方は無職だとは見なされません!!
・年金の活者(定期的に年金の収入がある)
・学生(20歳以下の場合は親権者が契約者)
・自営業で実家の手伝いをしている
・不動産収入などがある資産生活者
無職と一口に言っても、その状況は幅広いです。
なので保険への加入を検討する際には、ご自身の保険担当者に相談してみましょう。
告知は正直に
保険に入れなさそうだからといって、ウソをついて申し込みをしてはいけません!!
ウソの告知をすると「告知義務違反」となって、保険金をもらえなくなります。
またそれまでに払った保険料も一切戻ってきませんので、単なる払い損で終わるのです。
めったにないとは思いますが、保険販売員の中にはウソの告知をうながす人もいます。
「バレないから」「時効があるから」などと言って、無理やり保険に入らせるのです。
しかし、告知義務違反は必ずバレると考えておいた方が良いでしょう。
また時効に関しても、故意にウソの告知をしたのであれば無効になります。
決して、そういった販売員の甘い言葉にだまされないようにしてください!!
保険の相談や見直しなら
生命保険や医療保険の相談や見直しなら、ぜひ私たち「ハロー保険」にご相談ください!!
私たちハロー保険はおかげさまで、8,000人ものお客さまを担当しています。
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それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。
また遠方にお住みでハロー保険に来れないという方には、下の記事をおすすめします!!
参考:保険相談窓口の選び方がわからない?比較サイト15つからおすすめを調べた
口コミ評判の高い全国規模の保険相談サービスを調べたので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
生命保険や医療保険は誰でも入れるわけではなく、事前の審査があります。
具体的には「健康状態」「職業」「モラルリスク」などで、制限がかかるのです。
ウソの告知をすると「告知義務違反」となるので、絶対にやめましょう。