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医療保険に複数加入!生命保険の保険金は重複して受け取れる?

 

複数社の医療保険に加入しています

保険金は重複して受け取れますか?

生命保険や医療保険のお客さまから、ときどき聞かれる質問です。

 

この記事では複数契約で保険金は重複して出るかについて、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えします。

また複数契約のメリット・デメリットについても、あわせて説明しましょう。

 

複数契約でも保険金は出るか

 

 

生命保険や医療保険は、複数契約でも保険金は問題なく支払われます!

 

たとえば

保険金額1,000万円の生命保険に2つ入っているとしましょう。

すると、亡くなったときは合計で2,000万円の死亡保険金を受け取れます。

 

ただしだからと言って、無制限にいくらでも保険に入れるわけではありません!

「全社合算で〇〇円までしか入れません」といった決まりがあるので、あくまでその範囲内です。

参考:学資保険は1000万円が上限?未成年の生命保険の加入限度額について

 

ちなみに、自動車保険や火災保険などの「損害保険」は複数契約してもお金はたくさんもらえません。

なぜなら損害保険は、実際の被害金額が保険金として支払われるからです。

 

たとえば

保険金額1,000万円の火災保険に2つ(合計2,000万円)入っているとしましょう。

しかし時価1,000万円の家が全焼した場合、最大でも1,000万円しか保険金を受け取れないのです。

参考:火災保険に2つ加入?複数(重複)契約はメリットないのでやめよう

 

なぜ保険金が出るのか

 

 

なぜ生命保険は、複数契約でも保険金が出るのでしょうか?

それは、残された家族がお金に困らないように準備する保険だからです!

 

これは「最低限で良い」という人もいれば、「できる限り充実させたい」という人もいます。

人によって様々な考え方があるので、生命保険の金額は契約者が自由に決めることができるのです。

そして契約したら契約した分だけ、保険金を受け取ることができます。

 

しかし損害保険は、災害や事故によって受けた損失を穴埋めするための保険です。

あくまで「損失の穴埋め」なので、実際の被害額以上にお金をもらうことは許されていません!

 

なぜなら

もしこれを許してしまうと、保険を悪用する人が増えてしまいます。

保険金をもらうために自ら命を絶ったり、病気になったりする人は少ないですが・・・

家や車などの「モノ」であれば、けっこう簡単に壊す人が出てきますからね。

 

複数契約のメリット

 

複数の保険に加入するメリットは以下の3つです!

 

・良いところ取りができる

・不払いや破綻のリスクを減らせる

・複数の保険担当者がつく

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

良いところ取りができる

 

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保険会社や保険商品によって、それぞれ強みや特徴が違います。

たとえば保険会社によって、中耳炎の手術は保険金が出なかったりするのです。

参考:子供が中耳炎で鼓膜切開手術!医療保険を使えるが注意アリ

 

保険金の支払い条件は、各社でちょっと違うので・・・

それらを上手に組み合わせると「保険金が出ない」といった事態を少なくできます。

 

またほかには、基本の部分を信頼のおける国内の生命保険会社で備えつつ・・・

利回りの高い外資系の保険も持つことで、貯蓄性を高めるといったこともできますね。

参考:ドル建て生命保険とは?外貨保険のメリット2つとリスク2つ

 

不払いや破綻のリスクを減らせる

 

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保険会社によっては大規模災害のとき、保険金を支払わないところがあったりします。

また自分がお世話になっている保険会社が、破綻してしまうことだってありえるのです。

 

保険を複数社に分けて持っていると、こういったリスクを軽減させることができます。

片方の保険会社が不払いや破綻となっても、もう一方でカバーすることができるのです。

 

「保険会社が破綻する」なんて、あまり想像できないでしょうが・・・

実際は過去20年間に、8社もの保険会社が経営破綻していますよ!

 

複数の保険担当者が付く

 

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保険担当者は1人だけより、複数人いた方が頼りになるでしょう。

複数人に相談すれば、幅広くかたよりのない意見を聞くことができます。

 

たとえば保険担当者の助言によって、保険が使えることが判明したなんてことはけっこうあります。

参考:ネズミのいたずらに車両保険を適用させ、お客様から感謝された話

片方の担当者から教えられたら、もう片方の保険でも請求してみるなんてことができるでしょう。

 

複数契約のデメリット

 

逆に複数の保険に加入するデメリットとしては、以下3つがあります!

 

・手続きが面倒

・費用がかさむ

・保険料がかさむ

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

手続きが面倒

 

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保険に加入するときや、保険金を請求するときの手間が2倍・3倍となります。

健康診断書や口座振替依頼書など、同じ書類を複数準備するのは面倒ですよね?

 

特に自分が病気のときや、身内に不幸があったときなんかは大変です!

保険請求の手続き自体が、大きな負担となってくるでしょうし・・・

請求に手間がかかる分だけ、迅速に保険金を受け取ることが難しくなります。

 

私たちハロー保険は仕事がら、多くの保険金請求手続きをお手伝いしていますが・・・

大半のお客さまは、「こんなに手続きが大変だとは思わなかった」と言われますよ。

 

また保険にかかわる手続きは、加入や請求のときだけではありません!

見直し・住所変更・口座変更・受取人変更など・・・

様々な理由で、保険に手を加えなければいけない事態が発生します。

 

複数の保険を持っていると、こういった手続きをつい忘れがちです。

そして、いざというときに困るということになりかねません。

 

費用がかさむ

 

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医療保険は、保険金を請求する際に医師の診断書が必要です。

そしてこの診断書を取る料金は、自己負担となります。

 

この金額は病院によって違いますが、場所によっては1万円以上するところも!

参考:2012年 医療文書作成業務・文書料金実態調査(訂正版)|産労総合研究所

 

複数の保険会社に請求を出す場合は、それぞれに診断書が必要となってくるので・・・

この費用を2倍3倍と負担しなければいけません。

(コピーで良いところもあります)

 

しかも高いお金を払ったあげく、「支払い対象外です」と言われたらショックですよね??

ほとんどの保険会社では支払い対象外だった場合、指定口座に文書代として5,000円ぐらい返金されます。

しかし保険会社によっては、そういった返金対応がないところもあるのです。

 

保険料がかさむ

 

 

同じ保険に2つ入れば、単純に保険料は2倍となります。

したがって、保険料の負担が増えるのです。

 

しかしこれは、保険金額の設定で回避することも可能です。

たとえば、保険金額1,000万円の保険に入りたいなら・・

500万円の保険に2つ入れば、保険料の負担はそんなに変わりません。

 

複数社に相談して1社にしぼる

 

 

理想としては複数社に相談して色々と検討したうえで、1社にしぼることです!

 

・自分が保険に加入する目的は何なのか

・保険料いくらなら無理なく払えるのか

・万が一にどれほどの保障が必要なのか

 

これらについてあらかじめ自分の目安を持っておき、色々な保険会社に相談してみましょう!

たとえば「保険料が5,000円以内の医療保険に入りたい」と、各社に条件を投げかけてみるのです。

そうすると各社の特色が分かり、自分が求めているものに一番近い保険が見えてきます。

 

またそこで担当者と話をすれば、その人が頼りになりそうかも分かるでしょう。

とても頼れる人を1人見つけることができれば、複数の担当者を持つ必要なんてないのです。

 

保険という商品は、あらかじめ金融庁の許可を取らないと売ることができません。

なので保険はどこの会社のものも、似たような機能や金額のものに落ち着きます。

 

したがって他社の保険を組み合わせて良いところ取りをするのは、実は難しいのです。

保険商品によってそんなに差がないので、手間のわりにメリットはあまりありません。

 

それよりも優先させるべきは、「どれだけ迅速に保険金が受け取れるか」という点でしょう。

保険は、万が一のときに備えるためのものなので・・・

その万が一のときに助けが遅れるようであれば、保険本来の機能を果たしていないことになります。

 

生命保険を見直すなら

 

 

この記事を読んで、「複数の生命保険を1つにまとめたい」と思った方へ。

ぜひ、私たちハロー保険にご相談ください!

それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人に合った生命保険を提案しますよ。

 

まとめ

 

生命保険と医療保険は、保険会社を分けて複数の保険に入るメリットがあります。

しかしそのメリットは小さく、手間などを考えるとやらない方が無難でしょう。

一番良いのは、複数の保険会社に相談して一社にしぼることです。

 

学資保険の複数契約については、こちらを参考にしてください。

参考:学資保険に2つ加入できる?複数契約のメリット・デメリット