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「健康保険があるから、医療保険は無駄でいらない」
「医療保険に入るなら、その分貯金したほうが良い」
最近、こういった本が売れているらしいです。
私の商売、あがったりですね。笑
もちろん、不必要な保険には入らなくても良いです。
しかし安易にこういった論調に乗ると、後で損をする可能性があります。
こういった保険不要論が指摘しない盲点を、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えしましょう!!
貯金の方が良いか
「医療保険はムダ、その分だけ貯金した方が良い」
これは本当に、そうなのでしょうか??
確かに不必要な保障をあれこれ付けて、割高となっている保険はもったいないです。
しかし最近は、そういった商品が売れなくなっていることもあり・・・
各保険会社さんは以前よりも魅力的な保険商品を、たくさん出しています。
たとえば保険料は加入時のまま変わらず、補償が一生涯続くだけでなく・・・
払い込んだ保険料のうち、使わなかった分は戻ってくるような医療保険もあるのです!!
「でも利息がつかないだろ!!」
人によっては、そう思われるかもしれませんね。
でも銀行の普通預金の金利は今、0.001%です。
貯金をしていても、ほぼお金は増えません。
さらに言えば、医療保険には「生命保険料控除」というものがあります。
これは保険料を払った分に応じて、税金が安くなるという制度です。
参考:扶養家族の分も対象!生命保険料控除で税金を安くする方法
例として、医療保険に年8万円の保険料を支払っている場合を考えましょう。
すると所得税で4万円、住民税で2.8万円の控除を受けることができます。
年収が330~695万円の方なら、所得税率は20%です。
したがって4万円×20%で、8千円も税金が安くなります。
また住民税は、一律10%です。
参考:市県民税の税率表|鳥取市
したがって2.8万円×10%で、2千8百円も税金が安くなるのです。
ちなみに、医療保険に限らず・・・
生命保険や個人年金保険でも、払った分の保険料が戻ってくるような商品はありますよ。
参考:学資保険は必要ない!教育費は生命保険で貯金すべき理由8つ
さらに言えば、将来の入院に備えて月々5000円を貯めようとする人はいるでしょうか??
私はそんな人、ほとんどいないと思います。
払うか払わないか分からない将来の医療費をキチンと自分で貯められる人って、ごくわずかでしょう。
医療制度は充実しているか
「公的な医療制度が充実しているから、医療保険は必要ない」
これは本当に、そうなのでしょうか??
日本の医療制度は、確かに充実しています。
参考:医療保険の不要論とは?「無駄」「いらない」と言われる理由
しかしこういった各種制度は、医療費だけしか保障してくれません。
でもいざ大きな病気をしたときにかかってくるのは、医療費だけじゃないですよね??
入院したときの部屋代や、食事代はもちろんのこと・・・
家族の人手が減る分だけ外食費や保育費、クリーニング代なども増えるでしょう。
また長期で入院すれば、収入も減って大打撃です。
しかも看病する人の時間も削られるので、そこからの収入も少なくなります。
いざ仕事に復帰したとしても、しばらくはフルに働けないかもしれません。
後遺症が残って、仕事が十分にできなくなったらどうしますか??
そういえば、お見舞いに来てくれた人たちへお礼もしなければいけませんね。
お年を召した方であれば、そこから介護状態になることもあり得ます。
介護のお金は、いったいどこから出しましょう??
自分が面倒を見るのであれば、仕事を辞めるという選択肢も出てきます。
どうですか??
もちろん、ここで挙げたことすべてに当てはまる人は少ないでしょう。
しかし一度大きな病気をすると、上記のいくつかに当てはまる可能性は高いですよ。
自己負担は増加傾向
ちなみに現在の医療制度が手厚いといっても、それがずっと続くとは限りません。
なぜなら今の日本は高齢化によって、医療費がドンドンと拡大しているから!!
下の記事を見ると、医療費が年を追うごとに膨れ上がっているのが分かるでしょう。
参考:75歳以上「2割負担」 財務省、引き上げ提案|毎日新聞
実は昔、医療費がタダだった時代があります!!
しかし1984年から、1割負担が始まり・・・
1997年に2割負担、2003年に3割負担と増えてきました。
これは医療費が増えすぎて、国のお金だけでは支えられなくなったからです。
そして高齢化と医療費の増加は、今もなお悪化の一途をたどっています。
したがってこれからさらに、医療費の自己負担額が上がる可能性があるのです!!
保険は入りたいとき入れない
いざ医療費の自己負担が増えてから医療保険に入ろうとしても、難しい場合があります。
皆さんの中には「保険はお願いされ、仕方なく入るもの」と考えている人もいるかもしれません。
しかし保険って、本当に入りたいときには入れないのです!!
年を取るにつれて、人間はどうしても病気をするようになります。
下のグラフのように、入院率は年齢によって急激に上がっていきますよ。
参考:どのくらいの人が病気やケガで入院しているの?|生命保険文化センター
いざ年を取ってから大きな病気になり、そこで保険の重要性に気付いたとしても・・・
大きな病気をした後では告知に引っかかるようになり、保険への加入が難しくなります。
参考:持病で生命保険・医療保険に入れない?病気でもOKな保険3つ
健康な若いうちに安い保険料で補償を持っておくことは、実はとても大切なことなのです!!
参考:20代独身の若者に生命保険はいらない!必要性が低い理由は?
病気になったら何もできない
医療保険に入らない人も、自動車保険には入ります。
その理由は「もし人をひいたとき、何億という賠償を払えないから」という理由です。
しかし極論を言うと、自動車保険に入っていなくても健康であれば何とかなります。
一生働いてお金を返し続けるか、服役することで罪をつぐなうことは可能なのです。
でも病気になって動けなくなってしまえば、本当に何もすることができません!!
そう考えると医療保険は、自動車保険と同等かそれ以上に大切なものではないでしょうか??
お客さまからの質問
貯金がある程度あれば、病気になっても医療費などは払えそうです。
その場合、医療保険は必要ないのではないでしょうか?
お金をたくさん貯めているのであれば、医療保険に入る必要性は低いでしょう。
参考:医療保険の不要論とは?「無駄」「いらない」と言われる理由
しかし私の経験からいうと、貯金がある人ほどいざというときに使うのをためらいます。
なぜならこれまで一生懸命に貯めてきたものなので、それを崩すのは惜しく感じてしまうのです。
お金のことを気にせず治療に専念できることは、早期回復の大きな手助けになりますよ。
医療保険って、損してしまいますよね?
確かに保険商品の中には、病気や死亡しないと払い損になるものもあります。
参考:生命・医療保険は掛け捨て型と貯蓄型(積立型)どっちが良い?
しかしそもそも保険は、助け合いの精神(相互扶助)で成り立っているものです。
なので加入者の中には必ず、得する人と損する人が出てきてしまいます。
大きな病気をしなかった人は、病気になって困った方に自分の保険料が回ったと考えてはどうですか??
どんなに医療費がかかっても、負担の上限は月10万円程度におさえられると聞きました。
それならば、医療保険で備える必要はないのではないしょうか??
たしかに「高額療養費制度」というものがあり、医療費の負担には上限があります。
参考:医療保険の不要論とは?「無駄」「いらない」と言われる理由
しかし月10万円程度におさえられると言っても、それが毎月続いたらどうでしょう??
実際に私のお客さまでがんになり、抗がん剤治療で毎月10万円を払っている方がいますよ。
その方は満足に働けず収入も少なくなったので、保険金はありがたいと言っていました。
保険を検討するなら
「保険は不要」というのは、本当に極論です。
正しいのは必要な分だけ保険に入り、それをうまく活用すること!!
賢く保険に入りたいという方は、ぜひ私たちハロー保険にご相談ください。
それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人に合った提案をしますよ。
遠方にお住みでハロー保険に来れないという方は、下のサービスを使ってください!
参考:おすすめの無料保険相談窓口は?口コミサイト15つで統計取った
口コミ評判の高い無料保険相談サービスを調べたので、ぜひ参考にしてください。