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火災保険のお客さまから時々、上記のような相談を受けます。
火災保険は長いものだと30年以上の契約なので、年月が経つうちに忘れがちです。
証券もなくなったとき、どうやって契約中の火災保険を確認するのでしょうか?
今日は忘れた火災保険の確認方法を、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えします!
火災保険を確認する方法
火災保険を確認する方法は、以下10つです!
・保険証券を探す
・保険会社に聞く
・お知らせを探す
・通帳を確認する
・携帯電話を確認する
・銀行に聞く
・ハウスメーカーに聞く
・不動産業者に聞く
・生命保険協会に聞く
・弁護士に相談する
ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。
保険証券を探す
まず最初に、家の中で保険証券を探してみましょう!
保険証券とは、火災保険に入っていることを証明する書類です。
契約している保険の内容・金額・期間・名義人などが記されています。
なのでこれが見つかれば、どんな保険に入っているかが一目で分かりますよ。
大切な書類の中にまぎれ込んでいないか、確認してみてください。
家を買ったり借りた際に、火災保険に加入するというケースが多いです。
なので住宅関係の書類の中に入っていないか、注意深くチェックしましょう。
保険会社に聞く
保険証券は見当たらないが、契約した保険会社を覚えている場合・・・
その保険会社のコールセンターに電話して、照会をとってみましょう!
その保険会社のホームページを検索すれば、電話番号はすぐに分かりますよ。
電話して本人確認を行えば、火災保険の有無をすぐに調べてくれます。
もしあった場合は、詳細な契約内容も一緒に教えてくれるはずです。
それにあわせて、保険証券の再発行も依頼しましょう。
お知らせを探す
火災保険に加入していて、それから住所が変わっていない場合・・・
保険会社から「ご契約内容のお知らせ」みたいな案内が届いているはずです!
なので郵便物の中から、それを探してみてください。
これは、契約内容に変更が必要ないかを確認するため・・・
保険会社が長期契約のお客様に向けて、定期的に送っているものです。
なのでこれが見つかれば、保険内容をすべて把握できます。
通帳を確認する
契約した保険会社すら覚えていない場合は、通帳を見てみましょう。
そこで火災保険の保険料が引き落とされていないか、確認するのです。
「お取引内容」の項目を見れば、どこの保険会社かが分かります!
保険料を一括で支払った場合、契約時までさかのぼる必要があります。
保険料を年払いや月払いしている場合、ここ1~2年の記録で確認できるでしょう。
携帯電話を確認する
契約した保険会社すら覚えていない人は、スマホを見てみるのも手です。
電話帳登録の中に、保険会社や担当者の連絡先が残っているかもしれません!
もし残っていた場合、それが契約先である可能性が高いです。
昔つかっていたガラケーが残っている場合は、そちらも確認してみましょう。
また携帯電話のほか、手帳や名刺などを振り返ってみるのも良いですね。
銀行に聞く
家を建てるにあたって、住宅ローンを利用した場合・・・
そのとき一緒に、火災保険に加入した可能性が高いです。
なので住宅ローンを組んだ銀行に電話して、確認してみましょう!
特に「質権設定」されている場合は、保険証券は銀行が保管しています。
参考:火災保険の質権設定とは?住宅ローンがある人は知っとくべき
なので本人確認が取れれば、契約内容をくわしく教えてもらえるでしょう。
なお住宅ローンの返済を終えていて、火災保険を更新した覚えがない場合・・・
今は火災保険に入っていない可能性が高いです(繰り上げ返済した場合は除く)。
その場合は万が一に備え、早急に火災保険の加入を検討しましょう。
ハウスメーカーに聞く
新築住宅を購入した際、ハウスメーカーや工務店が火災保険の提案を行うことが多いです。
その時にどこの保険会社とどんな保険内容で契約したか、記録されてあることがあります。
なので、家を建ててくれたハウスメーカーに聞いてみるのも手でしょう!
一部のハウスメーカーは、特定の保険会社と提携している場合があります。
そのため、ハウスメーカーに問い合わせることで保険会社の情報を得られるのです。
不動産業者に聞く
不動産屋さんから物件を紹介してもらい、賃貸に住んでいる場合・・・
その不動産屋さんを介して、火災保険に入った可能性が高いです。
なので、賃貸を紹介してくれた不動産屋さんに連絡を取ってみましょう!
賃貸アパートやマンションに入る場合、必ず火災保険に入ることになります。
そして賃貸契約の手続きの中で、火災保険も一緒にサインすることが多いです。
参考:賃貸アパートの火災保険加入は義務?保険料で損しない方法
また賃貸の場合、2年契約が多いです。
したがって、銀行口座の振込履歴などでも確認しやすいでしょう。
生命保険協会に聞く
大震災や大火災などで家が被害を受け、保険証券がなくなった場合・・・
日本損害保険協会に問い合わせると、すべての保険会社に照会をかけてくれます!
照会を行えるのは原則として、被災した本人かその親族(配偶者・親・子・兄弟姉妹)です。
受付から調査結果の連絡まで、2週間程度の時間がかかります。
ただし、これは災害救助法が適用となるような大災害のときのみです。
平時には使えないので、ご注意ください。
またこれは火災保険のみでなく、生命保険にも同様の仕組みがありますよ。
弁護士に相談する
まったくなにも手掛かりがないときは、弁護士さんに相談してみましょう。
弁護士さんは弁護士法に基づき、全保険会社に照会をかける権限を持っています。
したがって確実に、どこの保険会社に入っているかが判明しますよ。
しかしこれを行うと、弁護士さんへの相談料や照会をかける手数料などが発生します。
大きな費用がかかってしまうので、最後の手段ですね。
保険証券はしっかり保管
保険証券は普段、生活するうえでまったく必要のない書類です。
したがって知らないうちに紛失し、いざというときに困りがち!
そうならないためにも、大切な書類としてシッカリと保管しておきましょう。
家の権利書など重要な書類と一元管理しておくと、なくしにくいですよ。
また契約内容の変更が必要ないか、定期的に確認しておくと完璧です!
まれですが、2社の保険会社で火災保険を契約されている方もいたりします。
2社ともどこに加入しているか分からなくなると大変なので、あらかじめ1社にまとめておきましょう。
参考:火災保険を複数契約?2社加入のメリットはないのでやめよう
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火災保険の相談や見直しなら、ぜひ私たち「ハロー保険」にご相談ください!
ハロー保険はおかげさまで約90年続いており、県内外で8,000人ものお客さまを担当しています。
毎日何件もの契約業務や事故対応を行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。
それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。
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まとめ
火災保険は最長30年契約とかなので、長い年月が経つうちに忘れがちです。
契約中の火災保険を確認する方法はたくさんあるので、色々と試してみてください。
また日頃から保険証券の管理に気を付け、いざというときに困らないようにしましょう。
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