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学資保険を解約しました!途中解約のデメリット4つ

 

保険料の支払いがちょっと厳しい…

学資保険の途中解約を考えている…

学資保険に加入されているお客さまから、たまに受ける相談です。

 

やむを得ない理由がある場合、学資保険を途中解約してしまうのは仕方がありません。

しかし学資保険の途中解約には、様々なデメリットがあります。

学資保険を途中解約するデメリットと何とか継続する方法を、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えしましょう!

 

学資保険は途中解約できる

 

 

学資保険は子供の教育資金を貯めるため、長期にわたって貯蓄していく金融商品です。

「10年」「15年」「18年」と長く保険料を支払い続けるので、途中で続けるのが難しくなるケースがあります。

そんなとき、学資保険は途中解約が可能です!

 

途中で学資保険を解約しても、今まで支払ったお金は解約返戻金として戻ってきます。

「全てがパーになるのでは?」と不安を抱える方がいますが、大きな損失につながることはありません。

 

学資保険の保険料を払い続けるより、今の生活に困らないことの方が大切です。

どうしても途中解約せざるを得ない理由が出てきた場合は、ご自身の保険担当者に相談しましょう。

 

途中解約のデメリット

 

 

しかし学資保険の途中解約には、以下4つのデメリットがあります!

 

・元本割れ

・保険料が返ってこない

・再加入が難しい

・保障がなくなる

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

元本割れ

 

 

学資保険を途中解約すると、今まで支払った保険料よりも解約返戻金が少なくなるケースがあります!

特に学資保険に入ってから解約までの期間が短いと、この元本割れリスクは高いです。

 

預貯金とは違い、学資保険の保険料の一部は次の3つに充てられます。

 

・保険金の支払い

・契約の締結や維持に必要な経費

・医療保障(特約などで付いている場合)

 

これらを差し引いた残りの金額が、解約した際に払い戻される仕組みです。

 

近年の学資保険は満期まで契約しても、返戻率が100%を少し上回る程度の利回りとなっています。

したがって「途中解約した時の解約返戻金で元を取るのは難しい」と心得ていた方が良いでしょう。

 

保険料が返ってこない

 

 

学資保険の保険料の支払い方法は、主に「月払い」と「年払い」の2つです。

年払いで学資保険と契約している場合、途中解約すると未経過分の保険料が返されないリスクがあります!

ちなみに月払いの場合は、途中解約した時に毎月の支払いがストップされるだけです。

 

平成22年の4月1日、「保険法」と呼ばれる法律が施行しました。

これにより長期支払いプランの保険の契約が消滅した際、未経過分の保険料が返還されるようになったのです。

 

逆を言うと保険法が施行される前に学資保険を契約した人は、保険料が返還されない可能性があります。

年払いで支払っている人は、次の支払いが来るまでなるべく学資保険を残しておいた方が良いでしょう。

 

再加入が難しい

 

 

「学資保険を途中で解約しても、必要なら後から再加入すれば良い」と考える方がたまにいます。

しかし学資保険には年齢制限があるので、途中解約すると再加入できないリスクがあるのです!

商品で違いがあるものの、学資保険の年齢制限はだいたい子供が6~7歳(早いもので3歳)ですね。

 

仮に再加入できても、0歳から積み立てるのと7歳から積み立てるのとでは後者の方が保険料の負担が大きくなります。

また加入するときの年齢が上がるにつれて、学資保険の返戻率は低くなるので注意してください。

参考:学資保険は出生前(子供が生まれる前)に入るべし!そのメリット5つ

 

保障がなくなる

 

 

学資保険には「払込免除」という、大きな利点があります。

これは契約者である親御さんが亡くなった場合、以後の保険料は支払わなくても満期金がもらえるというものです。

学資保険を途中解約すると、この保障がなくなってしまいます!

 

もし親御さんに万が一のことがあったときの保障が必要な場合は、他の保険に加入するなどの対策が必要です。

逆に生命保険などですでに手当をしている場合は、学資保険を途中解約しても安心でしょう。

 

学資保険の解約理由

 

 

色々なお客様の話を聞くと、学資保険の解約理由は以下3つが主です!

 

・保険料が負担(例:給料が少なくなって毎月の支払いが厳しい)

・お金が必要(例:急遽まとまったお金が必要になってやむなく)

・返礼率が低い(例:もっと利回りの良い金融商品で積み立てたい)

 

この中でも特に「保険料が負担」で解約を検討される方がほとんどですね!

 

学資保険は10年以上の長期で積み立てるものです。

加入当時は「続けられる」と思っていても、長い人生なにが起こるか分かりません。

子供のために続けたいのに断念するのは、とても残念ですよね。

 

解約する前に検討すべきこと

 

 

学資保険の途中解約を検討している方は、それぞれ以下のことを考えてみましょう!

 

・保険料が負担 → 保険料を減額する

・お金が必要 → 契約者貸付制度を使う

・返礼率の低さ → 利回りが必要か考える

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

保険料を減額する

 

 

保険料の支払いが厳しいとき、自分がムリなく支払える金額まで保険料を減らせます!

保険金額を下げたり特約を削ったりすることで、保険料を減額しつつ学資保険を維持するのです。

なお保険会社によっては対応できないところもあるので、まずは担当者に連絡してみましょう。

 

保険料の減額について、くわしくは下の記事を読んでください。

参考:生命保険料の支払いが苦しい?見直しで保険料を減額・ゼロにする方法4つ

 

契約者貸付制度を使う

 

 

まとまったお金が必要なのであれば、契約者貸付制度を利用しましょう!

解約返戻金の70%~90%の範囲内で、保険会社からお金を借りられます。

学資保険の契約者貸付制度には以下のように、様々なメリットがありますよ。

 

・借入金利が低い

・借入の審査が不要

・返済方法の手段が幅広い

 

利回りが必要か考える

 

 

利回りの良い商品に乗り換えたい場合、教育費の準備に適した商品かも考えることが大切です!

 

学資保険は本来、子供の教育費を貯めるためのものです。

教育費は大学進学時など、必要なときに必要な額が準備できることが重要でしょう。

 

学資保険は返戻率は低いですが安全性が高く、親が死亡したときの保障もあります。

株式や投資信託などは利回りがいいかもしれませんが、元本保証ではありません。

相場の変動によって、今まで貯めてきた資産が大幅に下落する可能性もあるのです。

 

利益を追求するのは大事ですが、必要な時に必要な額が使えなければ意味がありません。

 

学資保険の解約手続き

 

 

学資保険の解約手続きは、以下の手順で行われます!

 

・保険証券を準備する

・保険会社に連絡する

・解約書類を返送する

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

保険証券を準備する

 

まず、解約したい生命保険の保険証券を探し出しましょう。

保険証券には解約に必要な情報(証券番号など)がすべて書いてあるので、手元にあると手続きがスムーズです。

もしなくしてしまった場合は、本人確認書類(免許証)などで手続きを進めることになります。

 

保険会社に連絡する

 

次に、以下いずれかの方法で解約の意思を保険会社に伝えます。

気兼ねなく解約したい場合は②、最短で解約したい場合は③が良いでしょう。

 

①保険担当者に連絡

②コールセンターに電話

③保険会社に出向く

 

解約書類を返送する

 

上記①か②で解約の意思を伝えた場合は、解約に必要な書類が保険会社から送られてきます。

その書類が届いたら必要事項を記入し、保険証券とあわせて返送しましょう。

保険会社に解約書類が到着した日が、正式な解約日となります。

 

保険の解約について、くわしくは下の記事を読んでください。

参考:生命保険をすぐに解約?そんな君が知るべき返戻金や税金のこと

 

学資保険の相談なら

 

 

学資保険を解約すべきか、それとも継続すべきかで悩んでいる方へ。

ぜひ、私たちハロー保険にご相談ください!

 

私たちハロー保険はおかげさまで、8,000人ものお客さまを担当しています。

毎日何件もの契約業務や請求手続きを行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。

それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。

 

まとめ

 

学資保険は支払いが苦しくなった時に、途中解約して解約返戻金を得ることができます。

しかし「解約返戻金が少なくなる」「再加入しにくい」「保障がなくなる」などのデメリットがあるので注意が必要です。

途中解約しなくても保険料の支払いができる制度があるので、なるべく学資保険を継続しましょう。