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プロ直伝!火災保険の請求で提出する写真の上手な撮り方

 

火災保険の請求で写真が必要と言われた!

どんな写真を何枚撮って提出すれば良い?

火災保険に加入しているお客さまから、ときどき聞かれる質問です。

 

火災保険を請求する際には、保険会社がその被害を確認するために写真の提出が必要となります。

今日はその写真の撮り方について、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えしましょう!

 

火災保険の加入者へ

あなたが払っている火災保険、実は割高ではありませんか?

下の記事をチェックし、保険料の適正相場を調べましょう!

火災保険や地震保険に月額いくら払ってる?相場を知る方法

 

保険金請求には写真が必要

 

 

火災保険の請求には、基本的に被害を受けた場所の写真を提出しないといけません!

保険会社に写真を提出するのは、被害状況の確認と保険金の計算をしてもらうためです。

 

保険金の請求があった物件を1件1件すべて見て回る余裕が、保険会社にはありません。

したがって小規模な事故の場合、写真によってその被害を把握して保険金が妥当な金額かを確認します。

 

被害の証拠写真の撮り方

 

 

火災保険の請求では、以下3種類の写真を撮影してください!

 

・建物や家財の全体写真

・被害を受けた所の写真

・表札や看板(ある場合)

 

これらの写真は事故が起こってから、なるべく早く撮っておきましょう!

ただしそのままにしておくと危険な場合は、応急処置をしてからの撮影でもかまいません。

 

またこれらの写真は1枚ずつではなく、色々な角度でたくさん撮っておきましょう!

屋根や雨どいなど被害を受けた場所が遠い場合は、色々な倍率(ズーム)で撮ってください。

これは「不明確なので別の写真をお願いします」と、後で保険会社から言われる可能性があるからです。

 

撮影する機材は立派なカメラなどを準備する必要はなく、スマホのカメラで十分です。

そして提出する写真は、家庭用プリンターで印刷したものでかまいません。

プリンターがご自宅にない場合はデータをUSB等で持ち出し、コンビニなどで印刷してください。

 

ちなみに東京海上日動では、事故受付をアプリで受け付けられるようになっています。

参考:土地勘のない人へ!交通事故のとき場所を簡単に伝える方法とは?

したがってデータのまま、アプリを通じて保険会社に送信することも可能です!

 

撮影を終えた後は安全確保のため、片付けや修理をしてもかまいません。

 

保険担当者や業者に任せる

 

 

火災や台風で家の屋根が損傷したとき、自分で屋根に登って写真を撮影するのは危険です。

そういった場合はご自身の保険担当者や、修理業者に写真撮影をお願いしましょう!

 

火災保険の保険金の請求では、写真以外にも様々な書類が必要になります。

そういったものをまとめて任せると、手間がかからず助かるでしょう。

 

保険担当者や経験のある業者であれば、保険金をしっかりと請求できる写真を準備してくれます。

中にはドローンなどの最新機器を使って、安全かつキレイに写真撮影をするところもありますね。

 

ちなみに私たちハロー保険では基本的に、担当者がお客さまのところへ出向いて写真を撮ります!

また見積依頼・業者手配・保険金請求など、様々なことをお客さまに代わって行いますよ。

 

他の被害がないか調べよう

 

 

写真撮影を行う際には家全体を見渡して、他にも被害が出ていないか調べましょう!

そして疑わしいところがあれば写真を撮っておき、あわせて請求を行うのです。

 

保険会社はこまめに何度も請求されるより、まとめて一括で請求される方を好みます。

なので「色々と請求して大丈夫かな」と、変に遠慮することはありません。

 

保険金が支払えるかどうか、最終的な判断は保険会社が行います。

なので契約者としては、疑わしいものはとりあえず請求するという姿勢で良いでしょう。

 

火災保険の申請方法

 

 

保険金の請求には、写真の撮影以外にもやることがたくさんあります。

火災保険の申請方法は、以下の通りです!

 

・被害状況の確認

・保険会社に申請

・修理会社に連絡

・必要書類の記入

・必要書類の送付

・審査や調査

・保険金の受取

 

この手順で請求することにより、保険金を受け取ることができます。

ではそれぞれについて、以下にくわしく説明しましょう。

 

被害状況の確認

 

 

火事や自然災害にあったら、まずは落ち着きましょう。

そして安全を確かめてから、どれくらいの被害にあったかを確認します!

 

申請の際には証拠が必要になるため、壊れたところの写真を撮っておきます。

屋根やテレビアンテナなど、高い場所で自分で見るのが難しいところもあるでしょう。

そういうときは無理をせず、保険会社や保険代理店に対応を聞いてください。

 

保険会社に申請

 

 

建物の被害が確認できたら、なるべく早く保険会社へ連絡しましょう!

特に大規模災害の場合、保険会社は忙しくなって保険金をもらうのに時間がかかることがあります。

なので、できるだけ早く対応することが大切です。

 

あらかじめ保険証券を手元に準備しておくと、話がスムーズに進みます。

また被害の日時・場所・状況・発生理由など、事前にまとめておくと良いでしょう。

 

準備ができたら、保険会社の事故受付窓口に連絡します。

もし保険の契約を代理店で行っていたら、代理店に連絡することで代わりに保険会社と話してくれるでしょう。

最近では、インターネットを使って手続きができる保険会社も増えています。

 

修理業者に連絡

 

 

修理業者の手配は、自分で行う必要があります。

複数の会社に見積もりを出してもらい、提案内容を比較しましょう!

地元で評判の良い業者を選んだり、インターネットの口コミを参考にすると良いです。

 

誠実な業者なら、金額の根拠や修理の進め方について丁寧に教えてくれますよ。

火災保険で直すことを伝えれば、申請に必要な書類を作ってくれるところもあります。

 

修理金額は被害の大きさや場所によって変わり、明確な相場があるわけではありません。

中には契約者に対して不当に保険金を請求させようとする、詐欺まがいの業者もいます。

参考:“火災保険でリフォーム”という営業は詐欺?見積もり業者によるトラブル事例

 

万が一悪徳業者とトラブルになった場合は、国民生活センターや消費者生活センターに相談してください。

参考:国民生活センター

参考:消費者ホットライン

 

必要書類の記入

 

 

以下のような必要書類が保険会社から郵送されるので、必要事項を記入しましょう!

 

・保険金請求書

・事故内容報告書

 

また保険会社や事故内容によっては、以下の書類を添付する必要があります。

 

・罹災証明書

・損害明細書

・修理見積書

・保険金直接支払指図書

・被害が分かる写真

・住民票

・印鑑証明書

・建物登記簿謄本

 

それぞれの書類の説明については、下の記事を読んでください。

参考:火災保険の使い方は?保険金申請の流れや請求期限などを説明

 

必要書類の送付

 

 

必要書類がそろったら、返信用封筒にて保険会社に郵送します。

書類に不備があると時間が余計にかかるので、提出前によく確認してください!

 

ネットで加入した医療保険の場合、ウェブ上で書類提出もできますよ。

その場合は書類を写真で撮ったりスキャンしたりして、指定の場所にアップロードします。

 

審査や調査

 

 

書類が届いたら、保険会社は保険金の支払い対象かをチェックをします。

場合によっては、保険会社から「損害保険登録鑑定人」が派遣されることがあるでしょう!

事故原因の調査や住宅価値の算定、損害額の鑑定などを行う専門家です。

 

聞き取りだけで終わることもありますが、現場へ行って被害状況と見積もりの違いを調査することもあります。

なお鑑定人の数にも限りがあるため、鑑定が決まると保険金の支払いがかなり遅れることがあります。

さらに鑑定した結果、申請書類に疑問が残る場合は支払いが断られることもあるのです。

 

実際に2016年の鳥取県西部地震ではどのような調査が行われたか、くわしくは下の記事を読んでください。

参考:地震保険いくらもらえる?鳥取大地震での保険金支払い状況を公開!

 

保険金の受取

 

 

審査が無事に通って保険金の金額が確定したら、保険会社から保険金が指定口座に振り込まれます。

そして支払金額の明細が、はがきなどで送られてくるでしょう。

保険会社や事故内容によっては、時間がかかる場合もあります。

 

火災保険では、保険金額を上限として損害額から免責金額を除いた金額が支払われます。

損害保険金=損害額-免責金額(自己負担額)

参考:火災保険の保険金額とは?ムダのない補償額の決め方や目安は?

 

支払われた保険金の使い道は自由であり、必ずしも修理にあてる必要はありません。

しかし被害が拡大したり補償が受けられなくなる可能性があるので、修理することをおすすめします。

参考:火災保険の保険金の使い道は?修理しないと詐欺になるの?

 

火災保険の相談や見直しなら

 

 

火災保険の相談や見直しなら、ぜひ私たち「ハロー保険」にご相談ください!

 

ハロー保険はおかげさまで約90年続いており、県内外で8,000人ものお客さまを担当しています。

毎日何件もの契約業務や事故対応を行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。

それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。

 

もし遠方だったり相談に来る時間のない方は、下のネット見積もりサービスを使ってください!

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まとめ

 

火災保険の請求では「全体の写真」「被害箇所の写真」「表札」と、3種類の写真を撮影してください。

これらの写真は事故が起こってから、なるべく早く撮っておきましょう。

またこれらの写真は1枚ずつではなく、色々な角度でなるべくたくさん撮ると良いです。

 

火災保険に加入している方へ

 

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