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小さなお子さんを持つお父さん・お母さんから、よくこのように相談されます。
幼稚園や保育園では、年度初めに民間保険のパンフレットが配られたりします。
また遠足や運動会などでは、1日限定の保険を案内されることも・・・
今日はこういった任意保険の必要性について、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えしましょう!
全国で約70拠点と、訪問型の保険相談サービスでは最大級です。
約30社の取扱保険会社があり、お客さまにピッタリの保険をオーダーメイドできます。
園で入る保険は2種類
幼稚園や保育園で案内される保険は、大きく以下の2種類に分かれます!
・災害共済給付(日本スポーツ振興センター)
・その他の任意保険
今回は民間の会社や団体が引受先となっている、任意保険についてのお話しです。
「災害共済給付」については、下でくわしく説明しているので参考にしてください。
参考:学校での怪我は誰が治療費を負担する?学校の保険を請求する方法
保険の内容
案内される任意保険の名前や内容は、各幼稚園や保育園でそれぞれ違います。
しかしだいたい、以下3つに備えるような内容となっていますよ!
・ケガや病気
・損害賠償
・親の死亡
ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。
ケガや病気
事故やケガなどで通院・入院・手術したときに、保険金が出ます!
たとえば階段から踏み外したり、道路で車と衝突したなどが挙げられるでしょう。
また「食中毒」や「熱中症」など、学校で起こりえる病気に備えがあるのも特徴です。
普通の傷害保険は食中毒や熱中症などは保障対象外のものが多いので、助かります。
損害賠償
友達をケガさせたり、園の備品を壊したときに保険金が出ます!
子供が意図せずに大事故を起こしてしまうと、その家族の未来は大きく左右されるでしょう。
たとえば平成25年に男子小学生が歩行中の女性と衝突し、女性が意識不明になる大事故がありました。
この事故で少年とその家族は、9,520万円の賠償命令を受けることになったのです。
参考:自転車保険は必要なし?自動車保険や火災保険の特約を使う方法
親の死亡
親が亡くなったり、重度の後遺障害を負ったときに保険金が出ます!
上記3つの内容を見てみると・・・
園で起こりうることに対して、総合的に備えられるような保険となっていますね。
団体で入るので、保険料も普通より安くなっているパターンがほとんどです。
入る必要性は少ない
しかし私の個人的な意見を言うと、これらの保険に加入する必要性は低いです。
なぜならすでに、上記の保障を親御さんは持っている場合が多いから!
ではそれぞれ、具体的に説明しましょう。
ケガや病気
ケガや病気の治療費については、あまり心配することはないでしょう。
各自治体では子供に対する助成が手厚く、医療費の自己負担はほとんどありません!
参考:子供に傷害保険をかける必要ある?傷害保険と医療保険の違いは?
また各ご家庭で個別に、子供の医療保険や傷害保険に入っていたりもします。
それで園の保険にも入ると、保障が2重・3重になってしまうのです。
損害賠償
損害賠償の備えに関しては、自分たちでもっと安く準備することができます。
自分の自動車保険や火災保険に「個人賠償責任保険特約」をくっつけるのです!
そうすれば自分の子供のみならず、家族全員の賠償に対して備えられます。
しかも保険料は月々数百円ぐらいで、すごくお手頃です。
参考:子供が人の物を壊した時の保険?物損に備える個人賠償責任保険とは
この個人賠償保険なら通常、相手との示談交渉を保険会社が代行してくれます。
わずらわしい言い合いをプロに任せられるという面で、園の保険より有利です。
親の死亡
親の死亡保障に関しても、生命保険ですでに準備されている方が多いです。
また単体で生命保険に入った方が、自分にあった保障金額など細かく設定できます。
参考:生命保険はいくら必要?死亡保険金額の平均相場と目安を教える
請求が面倒くさい
またこういった園で入る保険は、保険金の請求が面倒くさい場合が多いです!
自分で書類をそろえて、保険会社とやり取りしなければいけません。
しかもそれで得られる保険金は、1,000~3,000円という場合がほとんど。
したがって多くの人は忙しさから、請求をあきらめます。
つまり、保険料をムダにする可能性があるのです!
個人で入っている保険なら、自分の保険担当者に連絡すれば・・・
必要書類を送ってくれたり、保険会社とのやり取りを代行してくれたりするでしょう。
そういった意味でも、あまりメリットはないと感じます。
実際に私は子供が3人おりますが、園の保険に入ったことがありません。笑
まずは自分の保険を点検
園の保険に入るなら、まず自分たちの保険を整理・点検してみましょう!
自分たちがいったいどんな保障も持っているのか、あらためて確認してみるのです。
それで、園の保険と内容がカブっていないかを見ていきます。
もしご自身で確認するのが難しければ、自分の保険担当者に相談してみましょう。
保険担当者がいない場合は、ぜひ私たち「ハロー保険」にご相談ください!
私たちハロー保険はおかげさまで、8,000人ものお客さまを担当しています。
毎日何件もの契約業務や請求手続きを行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。
それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。
また遠方にお住みでハロー保険に来れないという方は、下のサービスを使ってください!
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まとめ
幼稚園や保育園で入る保険は、団体割引が効くので保険料は安いです。
しかし保障が重複する場合が多く、請求も面倒くさいので個人的にはオススメしません。
もし園の保険に加入されるなら、まず自分たちの保険を確認してからにしましょう。