30秒でわかるハロー保険

学資保険の代わりに外貨(米ドル建て)終身保険?メリットとデメリット

 

学資保険の代わりに米ドル建ての終身保険をすすめられた

外貨建て保険を学資保険の代わりに使うデメリットは?

学資保険に関して、最近よく聞かれる質問です。

 

米ドル建て終身保険は学資保険として使えるのか、顧客数8,000人を超える保険代理店がくわしく説明します!

また外貨建て保険を学資保険の代わりに使うメリットやデメリットについても、あわせてお伝えしましょう。

 

米ドル建て終身保険とは

 

 

米ドル建て終身保険とは、「日本円」の代わりに「アメリカドル」で運用される生命保険です!

大きな違いは、それだけですね。

 

生命保険の基本的な機能は、日本円建てのものとあまり変わりません。

保険料を毎月支払い、死亡や高度障害になったら保険金が受け取れます。

さらに満期をむかえたり途中で解約したりすると、返戻金が支払われる仕組みです。

 

米ドル建て終身保険について、くわしくは下の記事を読んでください。

参考:米ドル建て生命保険とは?外貨保険のメリット3つとリスク3つ

 

学資保険代わりに終身保険

 

 

「学資保険の代わりに終身保険を使う」って、イマイチよく分からないですよね?

実は終身保険は学資保険と同じように、お金を貯める目的で使うことができます!

 

終身保険とは、死亡保障が一生涯続く生命保険です。

また途中で解約をしたときには、解約返戻金としてまとまったお金を受け取れます。

 

実はこの解約返戻金、契約する保険や経過年数によって払い込んだ保険料以上の金額になるのです。

そのため保障目的だけでなく、貯蓄目的で終身保険を契約することもあります。

しかも最近は低金利化が進んでいることもあり、学資保険より終身保険を使う方が色々と有利になっていますよ。

 

これについては、下の記事にくわしく書いています。

参考:学資保険はおすすめしない!代わりに生命保険の死亡保障に入るべき理由

 

外貨保険を使うメリット

 

 

米ドル建て終身保険を学資保険代わりに使うメリットは、以下の4つです!

 

・より高い返戻率を期待できる

・円安になれば受取額が増える

・海外留学の費用として使える

・万が一の時リスク分散になる

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

より高い返戻率を期待できる

 

米ドル建て終身保険は、通常の学資保険よりも返戻率が高い場合が多いです!

アメリカは日本より金利水準が高いので、円建ての保険よりも高い利回りを期待できます。

したがって同じ保険料でも、米ドル建ての方がより多くの保険金がもらえる可能性が高いです。

 

円安になれば受取額が増える

 

解約返戻金を受け取るタイミングで円安になった場合、日本円での受取額は増加します!

たとえば解約返戻金が2万ドルだった場合、1ドル=100円だと日本円で200万円です。

しかし1ドル=120円と円安になっていると、日本円での受取額は220万円と増えます。

 

海外留学の費用として使える

 

解約返戻金の受け取りは日本円ではなく、米ドルでそのまま受け取ることもできます。

なのでもし、子供が海外留学を希望するのであれば・・・

日本円ではなく米ドルで受け取って、そのまま留学の費用にあてることが可能です!

 

万が一の時リスク分散になる

 

学資保険に限った話ではありませんが、米ドル建て終身保険はリスク分散につながります!

日本円は比較的安全な通貨だと考えられていますが、価値が急落する可能性はゼロではありません。

万が一の事態が起きた時のリスク分散先として、外貨建ての金融商品は役に立ちます。

 

外貨保険を使うデメリット

 

 

米ドル建て終身保険を学資保険代わりに使うデメリットは、以下の4つです!

 

・将来の受取額が分からない

・円高になると受取額が減る

・元本割れする可能性がある

・保険料の支払額が変動する

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

将来の受取額が分からない

 

日本円でいくら解約返戻金を受け取れるのか、事前に予想することができません!

なぜなら受取時の米ドル相場によって、日本円での受取額は大きく変わるからです。

なので「200万円を貯めたい」と思っていても、そこに届かない可能性があります。

 

円高になると受取額が減る

 

解約返戻金を受け取るタイミングで円高になった場合、日本円での受取額は減少します!

たとえば解約返戻金が2万ドルだった場合、1ドル=100円だと日本円で200万円です。

しかし1ドル=80円と円高になっていると、日本円での受取額は160万円と減ります。

 

元本割れする可能性がある

 

超円高になったり早期解約した場合、解約返戻金が支払った保険料より少なくなる可能性が高いです!

上記の通り円高になるにしたがって解約返戻金は減るので、超円高になると元本割れする可能性があります。

また米ドル建て保険は両替や運用などで多くの手間がかかっているので、早期解約すると手数料負けするのです。

 

保険料の支払額が変動する

 

解約返戻金だけでなく、保険料の支払額もドル円相場によって大きく変わります!

なので月によって支払額が安くなったり、逆に高くなったりするのです。

安くなる分には良いですが、高くなると金額によっては支払いが厳しくなる可能性もあります。

 

外貨建て保険を選ぶべき人

 

 

上記のメリット・デメリットを踏まえたうえで、米ドル建て終身保険を選ぶべき人は以下3タイプです!

 

・お金を大きく増やしたい人

・子供を留学に行かせたい人

・収入や貯金に余裕がある人

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

お金を大きく増やしたい人

 

通常の学資保険より大きくお金を増やしたいと考える人は、米ドル建て終身保険に入った方が良いです!

ドル円相場によって上下はするものの、金利の高い外貨保険の方が解約返戻金が大きくなる可能性が高いです。

さらに円安局面のときにうまく解約できれば、さらに金額の上乗せを狙うことができます。

 

子供を留学に行かせたい人

 

子供を留学に行かせたいと考えている人は、米ドル建て終身保険に入った方が良いです!

長期でコツコツと米ドルを積み立てておけば、結果的に安くで外貨を準備することができます。

参考:ドル・コスト平均法

 

収入や貯金に余裕がある人

 

収入や貯金に余裕があって運用状況を楽しめるは、米ドル建て終身保険に入った方が良いでしょう!

外貨建て保険は保険料が毎月変わるので、収入が多く保険料が多少上がっても大丈夫な人が入るべきです。

また貯金に余裕があれば短期的な増減に一喜一憂することなく、運用結果を楽しみに待つことができます。

 

外貨建て保険を選ぶべきでない人

 

 

上記のメリット・デメリットを踏まえたうえで、米ドル建て終身保険を選ぶべきでない人は以下3タイプです!

 

・安全にお金を運用したい人

・特定の金額を準備したい人

・収入や貯金に余裕がない人

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

安全にお金を運用したい人

 

収益より安全を優先してお金を運用したい人は、米ドル建て終身保険に入らない方が良いです!

外貨建て保険は為替の変動によって元本保証がないなど、通常の学資保険よりもリスクが大きいです。

そういったことが心理的に大きな負担となる方は、加入を見送った方が良いでしょう。

 

特定の金額を準備したい人

 

将来的に準備したい金額がハッキリ決まっている人は、米ドル建て終身保険に入らない方が良いです!

たとえば「高校卒業時までに200万円を貯めたい」という場合、外貨建て保険だと難しいです。

ちゃんと計画を立てて加入したとしても、大きな円高が起これば想定を下回る可能性があります。

 

収入や貯金に余裕がない人

 

収入や貯金に余裕がなく運用状況が気になる人は、米ドル建て終身保険に入らない方が良いです!

外貨建て保険は保険料が毎月変わるので、保険料が上がって困る人は加入すべきではありません。

また貯金に余裕がなければ短期的な下落に耐えられず、中途解約で損をする可能性があります。

 

学資保険の相談や見直しなら

 

 

学資保険の相談や見直しなら、ぜひ私たち「ハロー保険」にご相談ください!

 

私たちハロー保険はおかげさまで、8,000人ものお客さまを担当しています。

毎日何件もの契約業務や請求手続きを行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。

それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。

 

まとめ

 

米ドル建て終身保険とは、「日本円」の代わりに「アメリカドル」で運用される生命保険です。

高い利回りが期待できる外貨建て保険は、学資保険と同じようにお金を貯める目的で使うことができます。

しかしメリット・デメリットがあるので、それらをきちんと把握したうえで入るべきか判断しましょう。