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日本一危険な国宝!三徳山の投げ入れ堂に命がけ登山してきた

 

鳥取が誇る国宝の1つに「投入堂」があります。

断崖絶壁の上に建てられたお寺であり、その参拝は命がけです。

死亡事故が多発していることから、「日本一危険な国宝」という異名を持っています。

 

鳥取の皆さんは、遠目で投入堂を見たことがある人は多くても・・・

実際に登ったことがある人は、少ないのではないでしょうか??

 

実は私、ちょっと前に三徳山を登って投入堂まで行ってきました!!

想像以上の険しい道のりでしたが、その先には素晴らしい景色が待っていましたよ。

今日はその登山がどのようなものだったか、くわしくレポートします。

 

投入堂とは

 

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投入堂の正式名称は、「三徳山三佛寺」です。

標高900メートルある三徳山の、ガケの上に建っています。

いつ頃に建てられたものかは、まだよく分かっていません。

 

投入堂(なげいれどう)と呼ばれているのは、以下のような言い伝えがあるからです。

 

その昔、修行者が三徳山を訪れた際に、その山のふもとでお堂をつくりました。

修行者は法力で、お堂を手のひらに乗るほどに小さくし・・・

大きな掛け声と共に、断崖絶壁にある岩窟に、それを投げ入れたのです。

参考:投入堂 縁起 | 三徳山三佛寺 国宝投入堂

 

2016年の鳥取県中部地震で参道が通れなくなり、登山できなくなっていた投入堂・・・

しかし多くの方から寄付が集まったおかげで、う回路が整備されました。

そして2017年の4月から、再び登れるようになっています。

 

ちなみに、ネット上で修繕費の寄付をつのったところ・・・

目標の200万円を大きく上回る、860万円が集まったとのこと!!

参考:断崖絶壁の国宝、ネット寄付で整備 地震被害の投入堂

 

寄付者の中には、外国人の名前もあったそうですよ。

ありがたいですね~

 

登山前にも見どころあり

 

車を無料駐車場に停めて、いざ三徳山へ!!

まずは入り口で、入山料を払います。

 

入山料は、以下の通りでした。

2020年6月から、料金が変更になっています。

 

区分 投入堂参拝 本堂まで
大人 1,200円 400円
小人(小、中学生) 600円 200円
団体大人(20人以上) 1,150円 350円
団体小人(20人以上) 550円 150円

参考:参拝志納金(入山料)|三徳山三佛寺

 

本堂までしか行かない人と投入堂まで行く人とで、料金が違います。

投入堂まで登る人は、とりあえず入り口で400円を支払い・・・

さらに本堂横の登山事務所で、800円を支払う必要があります。

 

本堂に行くまでにも、色々な見どころがありましたよ!!

色々なポーズをしたお地蔵さまがいっぱい。

 

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この観音様の横にある大きな数珠は、クルクルと回ります。

回しながら静かに祈ることで、厄除け開運になるそうです。

 

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登山直前にチェックあり

 

本堂の横を通り過ぎると、登山事務所に着きました。

ここで、登山料を別途また払います。

 

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※登山参拝の志納金は写真を撮った時期から変更済み

 

その際に、受付にいる人からクツや服装のチェックを受けました!!

なんでも、クツの裏にしっかりと凹凸のある登山グツじゃないとダメとのこと。

サンダル・革靴・ヒール・スカートなどでは、入山許可が出ません。

 

また現在はコロナウイルス対策として、マスクの着用が義務づけられています。

したがって参拝者は、あらかじめマスクを準備していかなければいけません。

 

スニーカーだった私は、受付の人のチェックを通ることができず・・・

横に置いてある、藁草履(わらぞうり)を700円で購入することになりました。

こっちの方が危ない気がする。笑

 

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登山の受付時間は、8時から15時までです!!

この時間を過ぎると、登れなくなります。

ちなみに投入堂に行って帰るのに必要な時間は、だいたい1時間半~2時間ぐらい。

 

また何かあったときのために、必ず2人以上で登らないといけないみたいです。

1人で来た場合は、他の人やグループに混ざらないと登れません!!

 

これだけ厳重なのは、投入れ堂では滑落による死亡事故が多発しているからです。

8~9年前に三重県四日市の男性が行方不明になり、地元の消防団や自衛隊が動員されました。

捜索から3日後に遺体で発見され、それから倉吉警察署が1人での入山を禁止したそう。

 

落ちたら死ぬ険しい道のり

 

修行者の証であるタスキをもらって、いざ出発!!

 

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赤い門と橋を渡ったら、登山スタートです。

 

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木々や川などの自然が、とてもキレイで癒されます。

 

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しかしそんな癒しは、数分後にはかき消され・・・

いきなり両手両足を使う、全力の登山となりました。笑

 

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木の根につかまりながら、必死によじ登っていきます。

 

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途中で、本物の山伏に出会いましたよ!!

 

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生い茂る木々の間を、やっと抜けたと思ったら・・・

今度は、ゴツゴツとした岩肌を登っていきます。

 

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これはもはや「登山」ではなく、「ロッククライミング」ですね。笑

落ちたら命はありません・・・

 

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※鳥取中部地震からクサリ坂は立入禁止

 

文殊堂からの景色が最高

 

投入堂までの道のりの途中にある「文殊堂」で、ひと休みです。

 

 

ここからの景色が、超絶景!!

 

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上から見ると、文殊堂はこんな感じです。笑

 

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最初は、足を踏み入れるのが怖かったですが・・・

慣れてくると、ピースをする余裕まで出てきます。笑

 

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ついに投入堂へ

 

文殊堂でひと休みをした後は、また岩肌を登っていきます。

 

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この鐘が見えたら、投入れ堂まであともう少しです!!

 

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この小さなお堂の裏を、超えていくと・・・

 

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ついに、その姿が見えてきました!!

 

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苦労して登ってきたかいあって、とても美しいですね~

 

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投入堂の周りには、しっかりとした柵が作ってありました。

どうやら投入堂は下からながめるだけで、中まで入ることはできないみたいです。

 

投入堂登山で準備すべきもの

 

今回、実際に投入堂まで登ってみて・・・

「これ持って来れば良かったな~」と感じたものが、いくつかありました。

 

登山靴

 

 

これがないと、現地で藁草履(わらぞうり)を買わされるハメになります。

しかも700円と、微妙に高いです。笑

「お土産に藁草履が欲しい」という方は、逆にスニーカーで行ったら良いでしょう。

 

軍手(手袋)

 

 

色々なものにつかまりながら登っていくので、軍手があると安心です。

滑りにくい、イボイボの付いたものが良いでしょう。

 

長そで長ズボン

 

 

木の枝や岩など様々なところに体をぶつけるので、肌が隠れる服装が良いです。

ついでに、日焼けも防げますしね。

 

飲み物

 

 

登山道の途中に、自動販売機や水飲み場などはありませんでした。

2時間ずっと動きっぱなしになるので、水分補給できるものが必要でしょう。

 

おやつ

 

 

エネルギー補給に、小さなアメやチョコなんか持っていくと良いです。

ただしサンドイッチやおにぎりなどの軽食は、持ち込み禁止となっています。

 

タオル

 

 

けっこう険しい登山なので、たくさん汗をかきます。

なのでタオルを持っていたら、快適に山を登れますよ。

 

リュック

 

 

投入堂登山では、両手を駆使しながら登っていくので・・・

両手が使えるリュックで、荷物を持った方が良いです。

 

携帯(スマホ)

 

 

三徳山ではなんと、携帯の電波が届きました!!

滑落や遭難などもしもの時のために、携帯は持っておくべきでしょう。

 

カメラ

 

 

これは別に、必須ではありませんが・・・

キレイな景色が多いので、カメラを持ってこないと後悔すると思います。

 

まとめ

 

三徳山投入堂への登山は、想像していたものよりずっと険しかったです。

しかしそこから見える景色は素晴らしいので、苦労して登った価値はありました。

鳥取人なら遠目でながめるだけではなく、ぜひ投入堂のふもとまで登ってほしいです!!