30秒でわかるハロー保険

新築は家財保険に入らない?火災保険の家財補償の相場

 

新築ですが家財保険は必要ですか?

家財補償を付けるとしたら相場は?

火災保険を検討しているお客さまから、よく聞かれる質問です。

 

家は燃えると大きな損失になりますが、ベッドやテレビにまで保険をかけるかは迷うところでしょう。

今日は家財保険の必要性や相場について、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えします!

 

家財とは

 

 

家財とは以下のような、家の中にある財産です!

 

・タンスやベッドなどの家具

・テレビや冷蔵庫などの電化製品

・洋服やアクセサリーなどの服飾品

・宝石や美術品などの高級品(金額に限度あり)

 

ただし、以下のようなものは補償の対象外となります。

 

・自動車や船

・仕事で使う設備や商品

・データやプログラム

・ペットや植物

・眼鏡やスマホなど日常で持ち運ぶもの

 

普通の感覚で「家の中に常にある」と認識できる物は、補償されると考えて良いでしょう。

細かいことを言えば、歯ブラシやクツなども「家財」の中に含まれます。

 

家財保険と火災保険の違い

 

 

火災保険の補償範囲は、大きく以下の3つに分かれます。

 

・建物のみ

・家財のみ

・建物と家財の両方

 

この3つのうち、家財のみを補償範囲とするものを別名「家財保険」と言います!

つまり、「火災保険」の一種が「家財保険」ですね。

 

家財と建物の違いは、以下のように考えると良いです。

 

家財:自分で動かすことができるもの

建物:自分で動かすことができないもの

 

基本的に、建物に取り付けられ動かせないものは建物の一部として扱われます。

 

たとえば

間違えやすいのはエアコン・テレビアンテナ・ソーラーパネルなど。

これらは、基本的には「家財」ではなく「建物」と分類されます。

 

ただし、これは一概には言えないところがあります。

なぜなら、家財として取り扱える保険会社もあるからです。

 

また賃貸物件に入居者が後からエアコンを設置した場合、家財として考えられたりもします。

分からないときは、保険会社や保険担当者に確認しましょう。

 

新築は家財保険に入らない

 

 

家財の保険に入る人は、建物の保険に入る人と比べて少ないです。

約1万人を対象に2019年に行われた調査によると、家財保険の加入率は約51%と約半分!

参考:損害保険の加入に関するアンケート調査

 

火災保険全体の加入率が82%であることを考えると、その少なさが分かります。

参考:火災保険は義務?入らない人はいる?未加入率を調べた

 

営業していて特に感じるのは、新築を建てた人ほど家財保険には入らないということ!

新築を建てた人が家財保険に入らない理由は、主に以下3点が考えられます。

 

・家と比べ価値が低い

・保険料をおさえたい

・必要性がわからない

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

家と比べ価値が低い

 

大きなお金を払って建てた家に関しては、皆しっかりと火災保険に入ります。

一方で家具や家電は新築の建物に比べて価値を低く感じてしまい、備えない人が多いです。

 

保険料をおさえたい

 

新築を買う際には、頭金や諸経費など多くの出費が発生します。

そのため出費をおさえたいと考える方が多く、建物の補償には入っても家財は削る人が多いです。

 

必要性がわからない

 

新築の家は火災リスクが低いと考えられがちで、家財保険の必要性を感じない人が多いです。

また家財保険が火災だけでなく、自然災害や盗難などのリスクもカバーしていることが十分に理解されていない場合もあります。

 

家財の補償は必要か

 

 

家財に対する補償は、必ずしも必要ではありません!

貯金で新たに家具・家電を買いそろえられる余裕があるなら、保険に入る必要はないでしょう。

 

新築で住宅ローンを組むというような場合であっても、家財の補償は必須ではありません。

建物に対しては火災保険をかけることになると思いますが、家財は任意です。

 

ただしアパートやマンションを借りる場合には、家財保険は必ず必要になってきます!

なぜなら、家財保険に入ることが賃貸契約の条件となっているのが普通だからです。

参考:賃貸アパートの火災保険加入は義務?保険料で損しない方法

 

家財の補償は使う可能性が高い

 

 

個人的な話をすると、私は家財の補償に加入しています。

なぜなら、家財は保険を使う可能性が高いからです!

 

ちょっとした事故で家具や家電を壊してしまうことは、日常的にあり得るでしょう。

実際にお客さまからも、家財の事故報告はけっこう受けます。

 

家財保険の保険料は木造で補償金額500万円の場合、だいだい年3,000円ぐらいです。

月で割れば250円ほどなので、迷うのであれば少ない金額で加入すべきですよ。

 

家財保険の補償範囲

 

 

家財保険の補償範囲は、けっこう広いです。

契約によっては、自然災害・盗難・破損などで被害を受けた場合でも補償があります!

 

たとえば、東京海上日動の火災保険パンフレットを見てみましょう。

火災のほか、風災・水災・盗難・水漏れ・破損など様々なリスクに対応しています。

 

参考:トータルアシスト住まいの保険 | 東京海上日動火災保険

 

これは何も、東京海上日動だけではありません。

一般的な火災保険の補償内容は、どこの保険会社もほぼ同じです。

ではそれぞれの補償について、具体的に見ていきましょう!

 

火災リスク

 

 

火事・落雷・破裂・爆発など、火による災害は火災保険の補償範囲内です。

具体的には「ボヤによって家具がすべて燃えた」といった事例が挙げられます。

 

ただし寝タバコなど重大な過失による火事の場合、残念ながら保険金は出ません。

参考:火事が隣の家に延焼・類焼!火災保険から賠償されず隣家は泣き寝入り?

 

風災リスク

 

 

台風・竜巻・強風・大雪・吹雪など、風による災害は火災保険の補償範囲内です。

具体的には「台風で窓ガラスが割れて家電が水浸しに」といった事例が挙げられます。

 

ただし屋根からの落雪など、保険金が出ないパターンもあるので注意が必要です。

参考:屋根からの落雪!車やカーポートのへこみで火災保険は使える?

 

水災リスク

 

 

大雨・台風・集中豪雨・高潮・洪水など、水による災害は火災保険の補償範囲内です。

具体的には「洪水によって家具がすべて流された」といった事例が挙げられます。

 

ただし「損害の割合が30%以上」など、保険会社で適用される基準が違うので注意してください。

参考:大雨で土砂崩れやがけ崩れ!土砂災害は火災保険で補償されるか?

 

盗難リスク

 

 

泥棒や空き巣など盗難による被害の場合、火災保険の補償範囲内です。

具体的には「空き巣に宝石の付いた指輪を盗まれた」といった事例が挙げられます。

 

ただし個人的に、盗難補償はあまり必要ないと感じています。

侵入窃盗の件数は年々減っており、これで火災保険を使われるのはまれです。

参考:空き巣が現金や自転車を盗んだ!火災保険に盗難補償は必要か?

 

水漏れリスク

 

水漏れによる被害の場合、火災保険の補償範囲内です。

具体的には「水漏れによって家電が濡れて壊れた」といった事例が挙げられます。

 

ただし水の出しっぱなしなど単なる自分の不注意の場合、残念ながら保険金は出ません。

参考:一戸建てで水漏れが発生!火災保険で漏水が補償される条件は?

 

破損リスク

 

 

偶然な事故による被害の場合、火災保険の補償範囲内です。

具体的には「ネコが部屋を走り回ってテレビを倒した」といった事例が挙げられます。

 

ただし怒って物を壊したり、夫婦喧嘩で物を投げたりなどは偶然の事故にはなりません。

参考:子どもがテレビを破損!火災保険は家財の物損でも保険金は出る?

 

家財保険の相場はいくらか

 

 

家財保険に入る場合、その補償金額はいくらに設定したら良いのでしょうか?

迷う場合は、下の簡易評価表を参考にしてください!

 

家族構成 2名
大人のみ
3名
大人2名
子ども1名
4名
大人2名
子ども2名
5名
大人2名
子ども3名
独身世帯
世帯主の年齢 25歳前後 490万円 580万円 670万円 760万円 300万円
30歳前後 700万円 790万円 880万円 970万円
35歳前後 920万円 1,000万円 1,090万円 1,180万円
40歳前後 1,130万円 1,220万円 1,310万円 1,390万円
45歳前後 1,340万円 1,430万円 1,520万円 1,610万円
50歳前後
(含以上)
1,550万円 1,640万円 1,730万円 1,820万円

参考:家財新価一覧

 

高価な電化製品からエンピツ1本にいたるまで、すべて合計すると上のような金額になります。

4人家族になると、670~1,730万円にもなるんですね!

 

一般的にその家での生活が長くなるほど、家具や家電は増えていきます。

そのうえ家族が増えたりなんかすると、さらに買い足していくことになるでしょう。

なので家の中にある家族みんなの家財を合計すると、実はかなりの高額になります。

 

破損リスクの事故が一番多い

 

 

私は長年、保険の仕事をしています。

しかしお客さまの家が火事になって、火災保険金を支払ったことはほとんどありません!

 

火事って、そんなにめったに起こるものではないんですよ。

参考:火事になる確率は?新築一戸建てや賃貸で火災保険に入らない人は要注意

なので火災事故で何千万円というお金を支払うときは、とても緊張します。

 

しかし、ここで紹介している破損リスクによる請求は本当に良く受けますね。

実際に家財の補償で、保険金請求が一番多いのはこれです!

 

※2015年度住まいの保険(充実タイプ)事故件数割合

 

・子供がテレビ台に上がってテレビを倒し画面が割れた

・キッチンの模様替え中に電子レンジを落として壊した

 

こういったことで保険金を受け取られるお客さまが、けっこういます。

ちなみに上記に挙げた例は、実際に私たちハロー保険がお客さまから受けた被害です。

 

明記物件に注意

 

 

もし家財の補償に入るのであれば、明記物件に注意してください!

明記物件とは事前に保険会社へ申告しておかないと、いざというとき補償が受けられないものです。

たとえば、以下のようなものが挙げられます。

 

・貴金属・美術品・宝石・骨董品など

・原稿、設計書、図案、証書、帳簿など

 

この明記物件に該当するものは、保険証書に明記がないと一切保証されません!

明記物件は高価なものや重要なものが該当するので、もれのないようしっかり確認してください。

 

この明記物件はふつう「1点につき100万円まで」など、補償の上限があります。

なのでさらに高価な物で上限以上の補償を受けたい場合は、また別に動産保険などに入りましょう。

 

なおこの明記物件は、価格の証明資料(鑑定書や領収書など)がないと引き受けてもらえない場合があります。

また保険会社によっては、そもそも引き受けてもらえない物もあったりするのです。

くわしくは、ご自身の保険担当者に聞いてみてください。

 

補償の対象外となる場合

 

 

ただし家財に損害を受けたら、絶対に保険で補償されるというわけではありません。

たとえば以下のような場合だと、火災保険の対象外となります!

 

・外観だけの損傷

・経年劣化による損傷

・自宅外での損傷

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

外観だけの損傷

 

すりキズや塗装はがれなど外観だけの損傷の場合、補償は受けられません!

実際の機能や性能には変化がなく、使うのに問題がないため補償は不要と考えられるからです。

ただし外観の損傷が価値を大幅に低下させたり、将来的に機能へ影響を与える可能性がある場合は補償対象となることもあります。

 

経年劣化による損傷

 

長年使用してきたことによる消耗や劣化の場合、補償は受けられません!

じゃあ古くなったテレビに、子供が物を投げて壊したらどうなるのか?

最終的には保険会社が原因を調査して、保険金を支払えるかの審査を行うことになります。

 

自宅外での損傷

 

自宅以外の場所で物が壊れたり盗まれた場合、補償は受けられません!

たとえば自宅敷地内で自転車が盗まれた場合は補償されますが、駅の駐輪場で盗まれた場合は対象外です。

また置き忘れや、なくしたことによる損失も対象外となります。

 

その他の理由

 

上記のほか、以下のような事例も少ないながらあります。

 

・住宅の欠陥が原因で損害が発生した

・対応するリスクの補償を外していた

・保険金を請求せずに期限が経過した

 

それぞれについて、くわしくは下の記事を読んでください。

参考:火災保険の使い方は?保険金申請の流れや請求期限などを説明する

 

免責金額に注意

 

 

火災保険を使う場合、気を付けなければいけないことがあります。

それは「免責金額」を設定しているかどうか!

 

免責金額とは、簡単に言うと「自己負担額」のことです。

保険金が出るような事故が起きても、契約者が負担しなければいけない金額のことを言います。

参考:火災保険の免責金額とは?いくらに設定するのがおすすめ?

 

免責金額を設定している場合、支払われる保険金は以下の通りです。

保険金 = 損害額(修理費) – 免責金額(自己負担額)

エクセス方式の場合

 

たとえば、免責金額が5万円だったとして・・・

損害額が6万円ならば、5万円を引いた1万円が保険金として受け取れます。

しかし損害額が5万円だと、1円も受け取ることができません。

 

火災保険に加入する際に、多くの人は免責金額を3万円とか5万円に設定しています。

そうした方が、保険料が安くなりますからね。

したがって、被害金額が少ないと火災保険の出る幕はありません。

 

 

他の被害を調べよう

 

 

「じゃあダメかも・・・」と、保険請求をあきらめるのはまだ早いです!

そのような方は、他にも被害が出ていないかを注意深く確認してみましょう。

 

たとえば、ものすごい台風で部屋の中が壊れた場合・・・

被害は家財だけではなく、屋根や床などにも及んでいるかもしれません!

参考:家の雨漏り修理で火災保険を請求できるか?補償の条件は風災

 

そういった場合は、両方あわせて保険金を請求してみるのです。

建物の修理費なんかも含めると、免責金額は軽々と超えるでしょう。

すると、家財も保険であわせて補償できるようになります。

 

免責はゼロがおすすめ

 

 

火災保険は自動車保険とは違って、保険を使ったら保険料が上がるということはありません。

また「免責ゼロだと保険料が高くなる」と言っても、保険料はそんなに変わらないケースが多いです。

したがって、私は免責ゼロの充実プランをお客さまにおすすめしています!

 

保険業を20年以上してきた経験から言うと、家周りで数万円の小さな損失が発生することは本当に多いです。

よくあるのは台風や大雪によってかわらや雨どいが壊れたり、窓ガラスが割れたりですね。

 

たとえば、少し前に「雪で瓦が何枚か壊れた」というお客さまがいました。

修理代を見積もってみると48,000円、払えなくはないけど一時的な出費としては痛い金額です。

その方は免責金額をゼロにしていたので、48,000円をそのままお支払いすることができました。

 

火災保険の申請方法

 

 

火災保険の申請方法は、以下の通りです!

 

・被害状況の確認

・保険会社に申請

・修理会社に連絡

・必要書類の記入

・必要書類の送付

・審査や調査

・保険金の受取

 

この手順で請求することにより、保険金を受け取ることができます。

ではそれぞれについて、以下にくわしく説明しましょう。

 

被害状況の確認

 

 

火事や自然災害にあったら、まずは落ち着きましょう。

そして安全を確かめてから、どれくらいの被害にあったかを確認します!

 

申請の際には証拠が必要になるため、壊れたところの写真を撮っておきます。

屋根やテレビアンテナなど、高い場所で自分で見るのが難しいところもあるでしょう。

そういうときは無理をせず、保険会社や保険代理店に対応を聞いてください。

 

保険会社に申請

 

 

建物の被害が確認できたら、なるべく早く保険会社へ連絡しましょう!

特に大規模災害の場合、保険会社は忙しくなって保険金をもらうのに時間がかかることがあります。

なので、できるだけ早く対応することが大切です。

 

あらかじめ保険証券を手元に準備しておくと、話がスムーズに進みます。

また被害の日時・場所・状況・発生理由など、事前にまとめておくと良いでしょう。

 

準備ができたら、保険会社の事故受付窓口に連絡します。

もし保険の契約を代理店で行っていたら、代理店に連絡することで代わりに保険会社と話してくれるでしょう。

最近では、インターネットを使って手続きができる保険会社も増えています。

 

修理業者に連絡

 

 

修理業者の手配は、自分で行う必要があります。

複数の会社に見積もりを出してもらい、提案内容を比較しましょう!

地元で評判の良い業者を選んだり、インターネットの口コミを参考にすると良いです。

 

誠実な業者なら、金額の根拠や修理の進め方について丁寧に教えてくれますよ。

火災保険で直すことを伝えれば、申請に必要な書類を作ってくれるところもあります。

 

修理金額は被害の大きさや場所によって変わり、明確な相場があるわけではありません。

中には契約者に対して不当に保険金を請求させようとする、詐欺まがいの業者もいます。

参考:“火災保険でリフォーム”という営業は詐欺?見積もり業者によるトラブル事例

 

万が一悪徳業者とトラブルになった場合は、国民生活センターや消費者生活センターに相談してください。

参考:国民生活センター

参考:消費者ホットライン

 

必要書類の記入

 

 

以下のような必要書類が保険会社から郵送されるので、必要事項を記入しましょう!

 

・保険金請求書

・事故内容報告書

 

また保険会社や事故内容によっては、以下の書類を添付する必要があります。

 

・罹災証明書

・損害明細書

・修理見積書

・保険金直接支払指図書

・被害が分かる写真

・住民票

・印鑑証明書

・建物登記簿謄本

 

それぞれの書類の説明については、下の記事を読んでください。

参考:火災保険の使い方は?保険金申請の流れや請求期限などを説明

 

必要書類の送付

 

 

必要書類がそろったら、返信用封筒にて保険会社に郵送します。

書類に不備があると時間が余計にかかるので、提出前によく確認してください!

 

ネットで加入した医療保険の場合、ウェブ上で書類提出もできますよ。

その場合は書類を写真で撮ったりスキャンしたりして、指定の場所にアップロードします。

 

審査や調査

 

 

書類が届いたら、保険会社は保険金の支払い対象かをチェックをします。

場合によっては、保険会社から「損害保険登録鑑定人」が派遣されることがあるでしょう!

事故原因の調査や住宅価値の算定、損害額の鑑定などを行う専門家です。

 

聞き取りだけで終わることもありますが、現場へ行って被害状況と見積もりの違いを調査することもあります。

なお鑑定人の数にも限りがあるため、鑑定が決まると保険金の支払いがかなり遅れることがあります。

さらに鑑定した結果、申請書類に疑問が残る場合は支払いが断られることもあるのです。

 

実際に2016年の鳥取県西部地震ではどのような調査が行われたか、くわしくは下の記事を読んでください。

参考:地震保険いくらもらえる?鳥取大地震での保険金支払い状況を公開!

 

保険金の受取

 

 

審査が無事に通って保険金の金額が確定したら、保険会社から保険金が指定口座に振り込まれます。

そして支払金額の明細が、はがきなどで送られてくるでしょう。

保険会社や事故内容によっては、時間がかかる場合もあります。

 

火災保険では、保険金額を上限として損害額から免責金額を除いた金額が支払われます。

損害保険金=損害額-免責金額(自己負担額)

参考:火災保険の保険金額とは?ムダのない補償額の決め方や目安は?

 

支払われた保険金の使い道は自由であり、必ずしも修理にあてる必要はありません。

しかし被害が拡大したり補償が受けられなくなる可能性があるので、修理することをおすすめします。

参考:火災保険の保険金の使い道は?修理しないと詐欺になるの?

 

火災保険の請求期限に注意

 

 

火災保険の請求期限は、損害発生から3年以内です!

起算日の決め方は保険会社によって異なりますが、3年という期間はどこの保険会社も変わりません。

なぜなら、この期限は保険法によって厳密に定められているからです。

 

損害発生後から保険金の請求までに時間がたつほど、損害についての調査が難しくなります。

3年以上の月日が経過すると適正な保険金の支払いができなくなる為、火災保険では請求期限が決められているのです。

 

損害発生後は落ち着かず、バタバタした日が続くでしょう。

しかし保険金の請求には時効があることを認識し、なるべく早く手続きを行ってください。

 

またお客さまの中には、以下のような理由から請求を忘れていることが多いです。

 

・自然災害や小さな損害で、火災保険が出るとは思っていなかった

・連絡を取ったり書類をそろえたりが面倒で、そのまま放置してた

・ネットで火災保険に加入したが、どう手続きすべきか分からない

 

特に請求の見落としが多いのは、小さな損害ですね!

「えっ、そんなことでも火災保険を請求できるの」というものが、けっこうあります。

なので迷ったら、火災保険の担当者に連絡を取ってみましょう。

 

いくら保険料が安くても、請求モレで保険金を受け取れなければ全部ムダです。

私たちハロー保険は保険金が出るかのアドバイスをしたり、お客さまと一緒に手続きをしたりします。

 

火災保険の相談や見直しなら

 

 

火災保険の相談や見直しなら、ぜひ私たち「ハロー保険」にご相談ください!

 

ハロー保険はおかげさまで約90年続いており、県内外で8,000人ものお客さまを担当しています。

毎日何件もの契約業務や事故対応を行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。

それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。

 

もし遠方だったり相談に来る時間のない方は、下のネット見積もりサービスを使ってください!

参考:【無料】火災保険を最大15社から一括見積もり比較

 

3分ぐらいで簡単に入力が完了し、一度に最大15社の火災保険の見積もりを無料で取れます。

わざわざ複数の保険会社に出向くことなく、あなたに最適な保険を比較して見つけられるので便利です。

 

まとめ

 

家財保険とは、家の中にある家具や家電などの「物」を補償する保険です。

火災のみならず、自然災害・盗難・破損にも対応しています。

必ず入らなければいけないものではありませんが、個人的には加入をおすすめします。

 

火災保険に加入している方へ

 

あなたが払っている火災保険、実は割高ではありませんか?

下の記事をチェックし、保険料の適正相場を調べましょう!

火災保険や地震保険に月額いくら払ってる?相場を知る方法