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皆さんは、「鳥取県が日本で一番移住者の多い県」という事実を知っていましたか??
鳥取に移住してきた人は、2009~2014年までになんと4344人もいるのです!!
参考:移住1%戦略”は地方を救えるか – NHK クローズアップ現代+
また直近では1年で移住者数2127人と、増加ペースがさらに加速しています!!
鳥取県 昨年度 移住者数
2127人❗ pic.twitter.com/Ud2iaoSzH4
— SANTEC サンテック (@santec_k) 2018年9月27日
なぜこんなにも、鳥取県は移住先として人気なのでしょうか??
気になったので、ちょっと調べてみました。
なぜ移住者が多いのか
県が発表している資料によると、移住者は20~30代の人が多いようです。
実際に30代以下の人が、移住者全体の7割を占めています!!
そんな若い彼らが鳥取に来る理由として多かったのは、以下の2つでした。
1.就職(47.4%)
もともと鳥取生まれの人が、就職や転職を機に鳥取へ帰ってくる人が多いです。
昨年度Uターンで帰ってきた人たちの数は、前年度比で142.4%!!
1年前と比べて、約1.5倍に増えています。
また最近は都市部に生まれた人が、田舎を目指して就職するパターンも増えているのだとか。
昨年度Iターンで新たに鳥取に来た人の数は、前年度比で174.3%!!
増加率で見たら、Uターンしてきた人たちよりも多いです。
「田舎で仕事がない」と思われがちな鳥取県ですが・・・
若い働き手が不足しているため、意外と人材を欲しているところはたくさんあります。
そして鳥取県はIターン・Uターン人材に向けて、そういった就職情報を提供しているのです。
こういった取り組みが、鳥取へ就職する人たちを増やしています。
また移住者の中には、自分たちで農業を始めたり起業をする人もいるみたいですね!!
土地や生活にかかる費用が安く、低コストで商売が始められるのが利点のようです。
2.結婚・子育て(16.9%)
仕事だけではなく、結婚を機に鳥取へ来たという方も多いようです。
また子育てしやすい環境を求めて、家族で移住してくる人たちも増えています。
鳥取は「子育て王国」を合言葉に、子供を産みやすい・育てやすい環境作りをがんばっています!!
出産や育児に対して様々な補助を出したり、積極的に情報提供したりしているのです。
参考:子供に医療保険は必要かを鳥取県の助成制度から考えてみた
そういった努力の成果は、以下のように数々の統計数字に表れています。
・保育所待機児の少なさ 全国1位
・人口当たりの小児科医の数 全国2位
・人口当たりの児童福祉費 全国2位
・人口当たりの教育費 全国3位
・人口当たりの産婦人科医の数 全国4位
全国から注目を集める
上記のような理由から、鳥取県には移住者が殺到しています。
そしてそれが全国から注目を集め、さらに移住者を呼び寄せるような形になっているのです!!
一番最初の画像のように、NHKクローズアップ現代で特集されたほか・・・
2016年版の住みたい田舎ランキング(宝島社)で、岩美町が全国1位となりました。
参考:最も住みたい 田舎 No.1が決定!西日本が ランキング 上位を独占
また住みよさランキング(東洋経済新報社)の安心度で、倉吉市が3年連続1位になっています。
参考:住みよさランキング「安心度1位」の都市は? – 東洋経済オンライン
これらのように様々なところで鳥取が紹介されているのも、移住者が増えている理由の1つです。
まとめ
鳥取県は、日本で一番移住者の多い県です。
田舎のわりに仕事を見つけやすかったり、子育て環境が整備されていることが大きな理由でしょう。
また人気の移住先として、鳥取県がよく雑誌やテレビで紹介されていることも一因となっています。