30秒でわかるハロー保険

団体扱自動車保険のデメリットは?退職後は団体割引なくなる?

 

団体扱の自動車保険のデメリットは?

退職後に団体割引はなくなりますか?

このような相談を、たまにお客さまからお受けします。

 

勤務先で加入する自動車保険は団体割引が効いて、お得になる場合が多いです。

しかし、普通の自動車保険にはないデメリットもいくつかあります。

今日は会社で加入する自動車保険について、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えしましょう!

 

自動車保険をお探しの方へ

遠方にお住みでハロー保険に来れないという方は、下の見積もりサービスを使ってください。

参考:【無料】自動車保険を最大20社から一括見積もり比較 

3分ぐらいで簡単に入力が完了し、一度に最大20社の自動車保険の見積もりを無料で取れます!

 

団体契約と団体扱契約の違い

 

 

勤務先で入る自動車保険は「団体契約」と「団体扱契約」の2種類があります!

この2つは名前がよく似ていますが、以下のようにちょっと仕組みが違うのです。

 

団体契約

 

 

団体契約の場合、勤務先と保険会社が契約を結びます!

そして勤務先が会社員に対し、保険の募集から保険料の給与天引きまで行うのです。

 

団体扱契約

 

団体扱契約の場合、会社員と保険会社が契約を結びます!

保険会社が保険募集を行い、勤務先はあくまでも保険料の給与天引きを行うだけです。

 

団体割引が効いてお得

 

 

どちらも団体割引が効き、通常より保険料が安くなるのが特徴です!

おもに、企業の福利厚生の一環として導入されていますね。

 

基本的には「団体契約」の方が「団体扱契約」より、条件が有利です!

「団体契約」の方が割引率が高かったり、加入条件がゆるかったりします。

 

ちなみに

普通の自動車保険を月払いにすると、年払いと比べて保険料が5%割増となります。

参考:自動車保険を年払い(一括)から月払い(分割)へ変更する方法は?

しかし団体保険の場合、割増はありません!

割増なしで月払いにできるというのも、団体保険の隠れたメリットですね。

 

団体割引率はどれぐらいか

 

 

団体割引の割引率は、会社や組織によって異なります。

その割引率はだいたい、5~30%ぐらいです!

 

この割引率は「加入者の数」と「その団体の事故率」によって、毎年見直されますよ。

一般的に、加入者の数が多いほど割引率は高いです。

 

ちなみに

全国に支店があるような大企業で、加入者が数千人となるような団体保険では・・・

保険料が通常の2~3割引なんてのも、めずらしくありません。

 

団体契約のデメリット

 

 

団体契約のデメリットは、以下5つです!

 

・退職したら保険がない

・支払い方法を選べない

・保険会社を選べない

・保険料を把握しづらい

・会社を通す必要がある

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

退職したら保険がない

 

原則としてその会社から離れると、補償の継続はありません!

したがってその場合、新たに自動車保険に入り直す必要があります。

 

支払方法を選べない

 

保険料の支払方法は基本的に、給与天引きしか選べません!

したがって「クレカで払ってポイントを貯めたい」という方には不向きです。

 

保険会社を選べない

 

会社が提携している保険会社で、保険に加入することになります。

自分の入りたい保険会社があっても、そこを選ぶことはできません!

 

保険料を把握しづらい

 

保険料は社会保険料などと一緒に、給料から天引きされます。

したがって、保険料をいくら払っているか知らない人が多いです!

 

会社を通す必要がある

 

上記の通り、団体契約の自動車保険は会社が契約者となります。

したがって何か保険の手続きをするときは、会社を通さなければいけません!

 

団体扱契約のデメリット

 

 

団体扱契約のデメリットは、以下4つです!

 

・退職時に手続きが必要

・支払い方法を選べない

・保険会社を選べない

・保険料を把握しづらい

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

退職時に手続きが必要

 

「団体扱契約」の場合、退職した後も補償を継続させることが可能です。

しかし保険料の支払方法を給与天引きから変更しておかないと、保険が失効してしまいます!

 

支払方法を選べない

 

保険料の支払方法は基本的に、給与天引きしか選べません!

したがって「クレカで払ってポイントを貯めたい」という方には不向きです。

 

保険会社を選べない

 

会社が提携している保険会社で、保険に加入することになります。

自分の入りたい保険会社があっても、そこを選ぶことはできません!

 

保険料を把握しづらい

 

保険料は社会保険料などと一緒に、給料から天引きされます。

したがって、保険料をいくら払っているか知らない人が多いです!

 

退職後の手続きについて

 

 

退職後の手続きについて、団体契約と団体扱契約に分けて説明しましょう!

いずれの場合も、しっかり手続きして補償が切れないよう注意してください。

 

団体契約

 

保険期間の途中に退職した場合、満期までは引き続き団体割引があります!

保険料は退職時に、残り期間の分をまとめて支払う形になりますね。

もしくは集金代行会社を経由して、支払う場合もあります。

 

そして満期が来た時点で、別の一般的な自動車保険に切り替えることになります!

会社によっては、退職者でも団体契約を続けられるところがありますが・・・

退職理由や年齢によっては継続できなかったり、割引率が悪くなるので注意が必要です。

 

なお普通の自動車保険に切り替える際、等級はそのまま次の保険に引き継げます!

参考:等級を他社へ引継ぎたい!自動車保険の乗り換え(切り替え)タイミング

「団体保険を抜けたら等級がふりだしに戻る」と考える方がいますが、そうはならないので安心してください。

 

団体扱契約

 

団体扱契約は退職後も引き続き、その自動車保険を継続することができます。

ただし退職したら給与天引きで保険料が支払えなくなるので、支払い方法の変更手続きが必要です!

 

保険業務に20年以上たずさわってきた中で、私は退職後の無保険者を何人か見てきました。

退職時は色々とゴタゴタするので、つい自動車保険の手続きは忘れてしまうのでしょうね。

そのような状態で交通事故を起こすと大変な目にあうので、十分にご注意ください。

 

団体保険は少なくなっている

 

 

最近は給与天引きよりクレジットカード払いを選ぶ方が、若い世代を中心に増えています。

また保険請求をするとき、会社(契約者)を通さないといけないのをイヤがる人も多いです。

したがって、団体保険を利用される方はだんだんと少なくなっています!

 

さらに会社の人員削減や統廃合などで、団体保険が減っているのも事実です。

なぜなら決められた人数以上じゃないと、自動車保険を団体扱いとすることができないから!

 

したがって、加入人数が減れば「団体保険ではなくなりました」となる可能性があります。

またなくなるまではいかなくても、割引率が悪くなったりしますよ。

 

自動車保険の相談なら

 

 

自動車保険のことなら、私たちハロー保険にご相談ください!

 

私たちハロー保険はおかげさまで、8,000人ものお客さまを担当しています。

毎日何件もの契約業務や事故対応を行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。

それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。

 

もし遠方だったり相談に来る時間のない方は、下のネット見積もりサービスを使ってください。

参考:【無料】自動車保険を最大20社から一括見積もり比較 

 

3分ぐらいで簡単に入力が完了し、一度に最大20社の自動車保険の見積もりを無料で取れます!

わざわざ複数の保険会社に出向くことなく、一番安くて最適な保険を見つけられるので便利です。

 

まとめ

 

会社で入る自動車保険には、「団体契約」と「団体扱い契約」の2種類があります。

どちらも保険料が通常より割安となり、普通の自動車保険に入るよりお得です。

しかし支払い方法や保険会社を選べなかったり、退職時に手続きが必要などのデメリットもあります。

 

なお生命保険や医療保険の団体保険については、こちらを参考にしてください。

参考:団体扱いの生命保険は団体割引でお得?メリットとデメリット