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火災保険の加入を検討しているお客さまから、たまに聞かれる質問です。
今日は火災保険の団体割引について、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えしましょう!
また火災保険を団体扱いにするデメリットについても、くわしく書いていきます。
もくじ
火災保険の団体割引とは
銀行などの金融機関で、住宅ローンと一緒に火災保険に入る場合・・・
団体扱い(集団扱い)となって、通常の保険料よりも安くなることがあります!
例として、三菱UFJ銀行のホームページを見てみましょう。
「住宅ローン専用火災保険」のページには、以下のように書いてありますよ。
特徴1:掛け金はお安く。
三菱UFJ銀行の住宅ローンご利用のお客さまに多数ご加入いただくことで、団体扱いにより保険料が割安になっています。
また住信SBIネット銀行では、団体割引の具体的な割引率まで提示されています!
住信SBIネット銀行で住宅ローンをご利用の方に、10%の団体扱割引が適用されます。
10%の割引というのは、けっこうデカいですよね?
調べてみると、火災保険の団体割引率は5~10%というのが多いようです。
住宅ローンを利用している方は、保険料を安くおさえる有効な手段として使えるでしょう。
火災保険を比較・検討するときは、銀行や金融機関でもぜひ相談してみてください!
火災保険と住宅ローンの関係
住宅ローンを組む条件として、火災保険を必須としている金融機関は多いです。
なぜかと言うと、火事で家がなくなっても問題なく住宅ローンを回収するため!
金融機関はふつう住宅ローンを貸すとき、土地と建物に「抵当権」を設定します。
「抵当権」とは、借金のカタとしておさえておく権利のことです。
住宅ローンが払えなくなったら、金融機関は土地と建物を取り上げて競売にかけます。
しかし火事で家が焼けてしまうと、売れるものが土地しか残りませんよね?
すると、借金の回収がうまくいかなくなる可能性があります。
そのために金融機関は、住宅ローン利用者に火災保険をかけてもらい・・・
万が一のときは、保険金でキッチリ回収できるようにしているのです。
参考:火災保険の質権設定とは?住宅ローン利用者が知るべき手続き
団体扱いにするメリット
火災保険を団体扱いにするメリットは、以下の2つです!
・割引がある
・手間が少ない
ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。
割引がある
上で述べたように、団体割引として火災保険料が5~10%安くなります!
銀行で火災保険を結ぶときは、一戸建ての場合が多いでしょう。
一戸建ての火災保険は賃貸やマンションに比べて保険料が高いので、団体割引は大きなメリットです。
手間が少ない
銀行で住宅ローンと一緒に火災保険の手続きも一括で行えるので、手間が省けます!
またちゃんと火災保険に入っているか銀行に確認してもらう必要もなく、手続きがスムーズに進みます。
通常通りに火災保険を契約する場合、銀行とは別に保険代理店に行かなければいけません。
団体扱いにするデメリット
火災保険を団体扱いにするデメリットは、以下の2つです!
・保険のプロではない
・保険商品を選べない
ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。
保険のプロではない
銀行員は保険代理店と違って、火災保険に特化した人がいないことが多いです。
したがって保険を専業にしているプロと比べると、知識が少ないことがよくあります!
自分の家や家計の状況に合った保険を提案してほしい人は、保険代理店を使った方が良いでしょう。
保険商品を選べない
銀行で選べる保険会社はたいてい1社だけ、多くても2~3社くらいです。
したがって団体割引があっても、いらない補償や特約のせいで結果的に保険料が高くなることがあります!
たくさんの選択肢から火災保険を比較して選びたい人は、下のような「一括見積サービス」が便利です。
ネットで3分ぐらいで簡単に入力が完了し、一度に最大15社の見積もりを無料で取れます。
わざわざ複数の保険会社に出向くことなく、一気に保険料の比較ができるのでおすすめです。
団体割引より安くする方法
火災保険はしっかり検討すれば、10%以上も保険料が安くなることが多々あります。
団体割引より保険料を安くする方法は、以下の3つです!
・補償を限定する
・特約を外す
・期間を長くする
ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。
補償を限定する
火災保険の保険料を決める最も大きな要因は「補償内容」です。
補償の範囲を広げて、保険を充実させるほど支払う金額は高くなります。
これは逆に言うと、「不必要な補償を外せば保険料が節約できる」ということ!
例を挙げると、以下のような感じです。
・高台の上で浸水が起きにくいので、水災の補償を見直す
・物を持たない主義で家具が少ないので、家財の補償を見直す
・治安が良く泥棒が発生しにくい地域なので、盗難の補償を見直す
このように、自分の家の特徴に合わせて火災保険の補償を選ぶようにすれば・・・
ムダのない火災保険となり、保険料が安くなります。
しかし、補償を外すか外さないかの判断はとても難しいです!
たとえば水災の補償を外すと、土砂崩れなどの被害に備えることができません。
参考:土砂崩れ(土砂災害)で火災保険を使える?補償の条件は水災
「自分の家は小高いところにあるので、洪水になることはない」
そう考えていても、もし家の近くに山があるなら水災リスクに備えるべきなのです。
保険代理店だと、プロからこういったアドバイスをもらえますよ!
ときには行政が発行したハザードマップを一緒に確認して、必要な補償について話し合います。
特約を外す
基本の補償が決まったら、次は特約を確認しましょう。
これも不必要なものを外すことで、保険料の節約になります!
たとえば、すでに個人賠償責任補償特約が自動車保険についている場合・・・
補償が重複してしまうので、火災保険では外したほうが良いでしょう。
参考:火災保険に個人賠償責任補償は必要ない?いらない人の特徴
ただし「地震保険」は必ず付帯しておくべきです!
日本は、世界でも有数の地震大国です。
火事で家が燃えるより、地震で家が壊れる確率の方が何倍も高いですよ。
鳥取でも去年、中部地方を中心に大きな地震が発生しました。
そのとき地震保険がどのように役に立ったかは、以下の記事を見てください。
参考:地震保険いくらもらえる?鳥取大地震での保険金支払い状況を公開!
なお、地震保険は住んでいる県によって保険料が異なります。
わが鳥取県は現状、他県と比べて比較的安いです。
参考:地震保険と火災保険の違いは?セットで保険料の相場はいくら?
また地震保険で支払った保険料は、税金控除の対象になります。
会社勤めの方は、年末調整で税金が戻ってくるのでお得です。
参考:火災保険は年末調整で税金控除できるものがある!どれが対象か?
期間を長くする
火災保険は短いもので1年、長いもので5年まであります。
個人的には、5年の長期契約がおすすめですね!
なぜなら契約期間が長いほど、保険料が割安になるからです。
参考:火災保険の契約期間は長期と短期どっちが良い?最長5年で10年・35年は廃止
ただし長期契約で気を付けることは、基本的に保険料が一括払いであること!
5年分とかになると、一度に支払う保険料はとても高くなります。
支払いが厳しい人は、ちょっと保険料が上がりますが・・・
年払いや月払いなど、分割払いに変更してもらいましょう。
参考:火災保険は分割が可能!支払方法を月払いや年払いにする欠点は?
また住宅ローンで、火災保険を支払ってしまうのも手ですね。
住宅ローンでは住宅費用に加えて、火災保険の保険料も借りることができます。
火災保険には様々な割引あり
火災保険には団体割引の他にも、様々な割引制度があります!
保険商品によって変わりますが、主なものは以下の通りです。
・新築割引
新築日から11ヶ月後の月の終わりまでに契約することで適用
・築浅割引
契約開始の時点で築年数が10年を過ぎていなければ適用
・オール電化住宅割引
ガスを使わず家の中の設備をすべて電気でまかなっていれば適用
・エコ設備割引
太陽光発電や家庭用燃料電池などのエコ設備があれば適用
・WEB申込割引
WEBサイトから申し込むと適用
・ノンスモーカー割引
建物に住む人が非喫煙者であると適用
この他にも、保険会社によって独自の割引制度を作っていたりします。
団体割引だけにとらわれず、こうった割引も利用することを検討しましょう!
保険は担当者が大事
保険の仕事を20年やってきて、私は強く思うことがあります。
それは「万が一のときに担当者がどう動いてくれるか」が、保険では一番大切だということ!
火事や天災などで、困った事態におちいったとき・・・
保険担当者がどのように動き、どうやって保険会社と交渉するのかがとても重要になってきます。
なぜならそれによって、受け取れる保険金や精神的な負担がまったく異なるから!
世の中には保険金が出るのに知らない人、請求を忘れている人が本当に多いです。
また請求できることが分かっていても、手続きのわずらわしさからあきらめる方もいます。
しかし保険にくわしい担当者が付けば、丸投げでモレなく対応してもらえるのです!
プロのスポーツ選手はそれぞれ、特定のポジションで専門的に働くことが一般的です。
しかし保険の場合は不動産屋・車屋・銀行などが代理店になっていることも多く、多くの契約者がこれらから加入しています。
しかし事故が起きたり契約の見直しが必要となった場合、保険にくわしいプロが必要です!
どこから火災保険に入るべきか、契約者はよく考えるべきでしょう。
参考:火災保険は代理店を通さないで入るべき?良い代理店の選び方
私たちが心がけていること
私たちハロー保険では、万が一のときにしっかりと対応することを心掛けています!
たとえば、お客さまの家が事故や災害など何らかの被害にあった場合・・・
現場確認・見積依頼・業者手配など、様々なことをお客さまに代わって行うのです。
そしてどういう項目でいくらぐらい保険金が請求できるかなど、親身にアドバイスします。
保険会社や事故相手との面倒なやり取りはすべて、私たちにお任せください!
火災保険は長期でお付き合いするものですし、決して安くない買い物です。
だからこそお客さまには誠心誠意、できる限りの対応をしていきたいと考えています。
私たちハロー保険は祖父の代から90年も保険業務を行っており、実績も経験も豊富です。
なので火災保険の相談や見積りはぜひ、私たちハロー保険へ!
もし遠方だったり相談に来る時間のない方は、下のネット見積もりサービスを使ってください。
3分ぐらいで簡単に入力が完了し、一度に最大15社の火災保険の見積もりを無料で取れます。
わざわざ複数の保険会社に出向くことなく、あなたに最適な保険を比較して見つけられますよ!!
まとめ
住宅ローンを利用しているお客さま専用の火災保険には、団体割引の効くものがあります。
この団体扱いの火災保険は、5~10%の割引率が適用されることが多いです。
ただし、保険のプロが担当してくれるとは限らないところがデメリットでしょう。
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