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火災保険を検討しているお客さまから、よく聞かれる質問です。
火災保険は木造より、コンクリートやレンガでできている物件の方が割安です。
しかし木造だと必ず保険料が高くなるかというと、そういうわけでもありません。
今日は火災保険の保険料に直接かかわってくる「構造級別」についてお話しします!
またご自身の家がどの構造に該当するか、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えしましょう。
構造級別とは
構造級別とは、簡単に言うと「建物が何でできているか」を表したものです!
火災保険に加入する際には、この構造級別が重要になってきます。
なぜなら自分の家がどの構造級別に属するかで、保険料が変わってくるからです。
住宅物件の構造級別は、以下3つに分類されます。
上に行くほど保険料は安くなり、下に行くほど保険料は高くなりますよ。
・M構造(マンション構造)
・T構造(耐火構造)
・H構造(非耐火構造)
「マンション」「耐火」「非耐火」それぞれの頭文字をとって「M」「T」「H」です。
ちなみに一般物件(店舗や事務所)の場合は、1~3級というかたちで分けられています。
住宅物件 | |
---|---|
M構造 (マンション構造) | |
T構造 (耐火構造) | |
H構造 (非耐火構造) | |
一般物件 | 1級 |
2級 | |
3級 |
今回は、住居専用である「住宅物件」の構造級別についてです。
見分ける方法は、下の表を使うと簡単ですよ。
参考:https://www.tokiomarine-nichido.co.jp
ではそれぞれの構造が具体的に何を指すのか、以下でくわしく説明しましょう!
M構造(マンション構造)
M構造はコンクリートやレンガなど、耐火性に優れた建材で建築された「共同住宅」が該当します!
共同住宅とはマンションやアパートなど、1つの建物に2世帯以上が独立して暮らせる構造の住宅を指します。
1.下記のいずれかに該当する
a.コンクリート造建物
b.コンクリートブロック造建物
c.れんが造建物
d.石造建物
2.耐火建築物(耐火構造建築物を含む)
3.主要構造部が耐火構造の建物
4.主要構造部が法令に掲げる基準に適合する構造の建物
M構造は他の構造と比較して、最も火災に強いという特徴があります。
そのため火災による損害を受けにくく、保険料は安めです。
T構造(耐火構造)
T構造はコンクリートやレンガなど、耐火性に優れた建材で建築された「一戸建て」が該当します!
1.下記のいずれかに該当する建物
a.コンクリート造建物
b.コンクリートブロック造建物
c.れんが造建物
d.石造建物
2.耐火建築物(耐火構造建築物を含む)
3.準耐火建築物(特定避難時間倒壊等防止建築物を含む)
4.省令準耐火建物
5.主要構造部が耐火構造(準耐火構造の建物および準耐火構造と同等の準耐火性能を有する構造の建物含む)の建物
6.主要構造部が法令に掲げる基準に適合する構造の建物の共同住宅
T構造はH構造と比較して、火災に強いという特徴があります。
そのため火災による損害を受けにくく、保険料は安めです。
H構造(非耐火構造)
H構造は木造や土蔵造など、MやT構造に該当しない「一戸建て」が該当します!
1.木造
2.土蔵造
3.その他の造り
4.M構造やT構造に該当しないもの
H構造は他の構造と比較して、火災に最も弱いという特徴があります。
そのため火災による損害を受けやすく、保険料は高めです。
木造なら耐火仕様にしよう
「自分の家は木で建てたい」という方は、きっと多いでしょう。
コンクリや鉄筋と比べて、あたたかい感じがしますからね。
もし木造の家を建てるなら、ぜひ耐火性能を持つものにしてください!
具体的には「耐火建築物」「準耐火建築物」「省令準耐火建築物」として、認められるような家です。
そうすることで火災に強い家となり、いざというときに家族や財産を守れるようになります。
またそうすることで木造でも「T構造」となり、火災保険の保険料を低くおさえられるのです。
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まとめ
構造級別とは、「建物が何でできているか」を表したものです!
自分の家がどの構造級別に属するかによって、火災保険の保険料が変わってきます。
住宅物件の構造級別は、「M構造」「T構造」「H構造」の3つに分類されますよ。
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