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急激に寒くなりました。
今年は暑い暑い夏だったのもあり、体調を崩されているお客様も少なくありません。
皆様お元気でお過ごしでしょうか?
先月「全国保険人活動会議」に参加してまいりました。
この会議は通称「がん会議」と呼ばれ、私が年間で一番参加したい研修でもあります。
原千晶さんのがん体験
今回がんの体験談をお話しされたのは、女優でタレントの原千晶さん!
30代で2度の子宮頚がんを経験され、その経緯を感情豊かに語って頂きました。
30歳になり、芸能界の仕事も多く忙しい日々を送っていた頃。
ほんの少しの異常を感じながらも、元々生理痛がひどかったせいもあり、特に気にすることもなく毎月の痛みに耐えていたそう。
しかし、友人と食事した際にその話をしたところ「絶対に病院で診てもらって!」と言われました。
そんな友人の言葉に、重い腰をあげて受診。
結果1.3センチの悪性腫瘍が見つかり、円錐切除術を受けました。
そして術後、月に一度の定期検診を受ける事に。
毎回の検査で特に異常がなかったので、仕事の忙しさもあり2年くらいで定期検査を怠ったらしいです。
その結果、34歳の時にまた子宮頚がんに罹患。
リンパ節への転移も見つかったため、およそ一年半にわたる手術と治療を受ける事になりました。
主治医ととことん話し合う
彼女がこの講演で、何を叫びたかったのか…
①「若いから」というのはがんにならない理由ではない
②主治医と納得のいくまで検討して最善の治療法をとる
③めんどうくさがらず定期検診や術後検診は必ず受ける
この3点に尽きると思いました。
特に②、彼女は最初のがんが見つかった時、子宮全摘を勧められたそうです。
しかし先の結婚や妊娠のことを考えると、どうしても全摘に同意できず…
主治医と話し合いの結果、5年間毎月の検診を条件に手術を受けました。
結果、途中で検診に行くことをやめてしまい再発。
その時、頭を真っ先によぎったのは「子宮を全摘していれば」「検診に行っていれば」ということだったと。
がんが再発して後悔したこと
二度目の治療は一度目の時とはまったく違い、生活すら脅かし家族も巻き込む壮絶な戦いになったと。
「そんな状況を引き起こしてしまったことをとても後悔している」と、苦しそうにお話しされました!
若くしてがんに罹患される方は、少なくありません。
こうして現場で働かせてもらっている私は、自分よりも子供達、その配偶者、そして孫たちのがんさえ心配します。
それだけ現場には、がんで苦しんでおられる若年層がいらっしゃるということです。
たぶん、私がお伝えする一番の病気はがんだと思います。
いつも重苦しい話となりますが、少しでも皆様への啓発となれば保険担当者としてありがたいです。
これから寒くなります。
どうか皆様、いろんな病気に気をつけてください。
また、元気でお会いしたいので…(笑)