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地震保険いくらもらえた?鳥取大地震での保険金支払い例

 

2016年10月21日、鳥取県の倉吉市を中心に大きな地震が発生しました。

参考:鳥取県中部地震 – Wikipedia

たくさんのお客さまが被害にあい、私たちハロー保険にとっては忘れられない大災害です。

 

今日は、情報提供の一環として・・・

この大地震で、どれだけの保険金が支払われたのかを皆さまにお伝えします。

また保険金が支払われるまでの過程についても、あわせてお話しましょう!

 

火災保険の加入者へ

あなたが払っている火災保険、実は割高ではありませんか?

下の記事をチェックし、保険料の適正相場を調べましょう!

火災保険や地震保険に月額いくら払ってる?相場を知る方法

 

地震保険いくらもらえるか

 

 

以前お伝えしましたが、地震保険は被害額が全額補償されるわけではありません!

被害の度合いに応じて、受け取れる保険金の金額が変わります。

参考:火災保険にセットする地震保険、保険料の相場はいくら?

 

壊れ具合は、「一部損」「半損」「全損」の3段階です。

それらによって、以下のように支払われる金額が変わります。

 

※現在は制度が変更になっています。

くわしくは下記の「追記:保険金支払いについて」を確認してください。

 

損害の程度 支払われる保険金額
一部損 保険金額(時価が限度)の5%
半損 保険金額(時価が限度)の50%
全損 保険金額(時価が限度)の100%

 

追記:保険金支払いについて

 

 

上の表は、2017年1月1日より前の地震保険契約の場合です。

2017年1月1日からは、下のように変わりました。

壊れ具合の区分が、2017年からより細かくなっていますね!

 

損害の程度 支払われる保険金額
一部損 保険金額(時価が限度)の5%
小半損 保険金額(時価が限度)の30%
大半損 保険金額(時価が限度)の60%
全損 保険金額(時価が限度)の100%

 

この基準は、どこの保険会社で契約しても同じです。

損害の程度が一部損に満たない場合、保険金の支払いはありません。

 

ちなみに保険金額とは、地震保険を契約したときの金額です。

この金額が、保険会社が支払う保険金の上限となります。

参考:火災保険の保険金額とは?ムダのない補償額の決め方や目安は?

 

地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30%~50%の間で設定することになっています。

ただし地震保険の保険金額の上限は建物が5000万円、家財が1000万円です。

 

保険金の支払い結果

 

 

私たちハロー保険では今回、約110件の地震保険の請求申請を受けました。

そのうち約100件は倉吉地区からで、残りは鳥取地区からです。

それらが上記のどれに当てはまったかというと、割合はこんな感じでした!

 

一部損:約90%

半損:約5%

全損:0%

 

残りの5%は被害が小さすぎて、「一部損」にもなりませんでした。

それでも請求を受けたうち、約95%が保険金支払いの対象となりましたよ!

 

地震保険が支払われるまで

 

 

自宅の被害が「一部損」「半損」「全損」のどれに当てはまるかを決めるのは、専門の鑑定士さんです。

第三者の(保険会社の人間ではない)鑑定士さんが、被害を受けた家を1件ずつ見て回ります。

そしてその家の被害状況が、上記4つのどれに当てはまるかを決めるのです。

 

実際に立ち会うと、鑑定士さんは「屋根」「外壁」「柱」「基礎」の4点を重点的に確認していました!

どうやら被害状況は、これら4点から主に決められるようです。

 

たとえば

内壁にヒビが入っていたとしても・・・

上記4点に被害がなかったから、保険金が出なかったというパターンがありました。

 

保険金を受け取るまでの期間ですが・・・

請求を受けてから鑑定をして保険金が支払われるまで、長くても1週間ぐらいでした!

鑑定士さんには迅速に対応していただき、とてもありがたかったです。

 

屋根瓦の被害が多かった

 

 

今回の地震で特に被害が多かったのが、「屋根瓦(やねがわら)」です!

地震の揺れで瓦が落ちたり、割れたりしているところが多くありました。

 

 

しかし鑑定士さんを見ていると、屋根の被害はあまり大きく評価しない印象でした。

屋根瓦が全部落ちていても、柱や基礎が無事なら「一部損」って所が多かったです。

なので支払われた保険金は、50万円(契約金額1,000万円の5%)とかでした。

 

さすがに50万円で、屋根を全て直すことは不可能ですよね?

お客さまも保険金額を見たとき、「地震保険に入っていても損だな」とつぶやかれました。

 

地震保険は損か

 

 

しかし、ちょっと考えてみてほしいのです!

たとえば、屋根を直すのに100万円かかるとして・・・

100万円の全額を自己負担するのと、半額の50万円で良いのとでは全然違いますよね?

 

さらに言えば、地震保険の年間保険料は1万円(月額800円)ぐらいです。

つまり50万円を受け取れば、50年分の保険料のもとを取ったことになります。

 

それを説明すると、お客さまは「50万円ももらえて良かった」とご納得していただけました。

 

請求申請はした方が良い

 

 

私たちのお客さまの中には、「特に被害はないから大丈夫」と言われる方もたくさんいました。

しかし念のため実際に確認に行くと、見えにくい柱や基礎などにヒビが入っていたりしたのです。

そこで請求をかけてみると、「一部損」と認定されて保険金が支払われました!

 

おそらく被害が出ているのにそれに気づかず、そのまま放置されている方がいるかもしれません。

注意深く家を確認してみて、少しでも疑わしいものがあれば保険会社に相談してみましょう。

 

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ハロー保険はおかげさまで約90年続いており、県内外で8,000人ものお客さまを担当しています。

毎日何件もの契約業務や事故対応を行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。

それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。

 

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まとめ

 

ハロー保険では、今回の鳥取県中部地震で約95%のお客さまに保険金をお支払いしました。

被害の確認では、「屋根」「外壁」「柱」「基礎」の4点を主に鑑定士さんは見ていたようです。

被害の見落としをされている方がいると思われるので、今一度家を確認してみてください!