30秒でわかるハロー保険

火災保険は分割払い(年払い/月払い)できる?注意すべき欠点とは

 

火災保険の保険料を分割払いにできる?

月払いにするとデメリットがあるの?

火災保険のお客さまから、ときどき聞かれる質問です。

 

火災保険は、保険料を一括で支払ってしまうパターンがほとんどです。

しかし「年払い」や「月払い」など、分割で支払うこともできます!

今日は火災保険を分割で支払う方法について、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えしましょう。

 

火災保険の加入者へ

あなたが払っている火災保険、実は割高ではありませんか?

下の記事をチェックし、保険料の適正相場を調べましょう!

火災保険や地震保険に月額いくら払ってる?相場を知る方法

 

火災保険の支払い方法

 

 

火災保険の支払い方法には「一括払い」と「分割払い」の2種類があります!

 

「一括払い」は保険期間分の保険料をまとめて、一気に支払う方法です。

一回で支払う額は大きくなりますが、分割払いと比べてトータルで払い込む額は少なくなります。

 

「分割払い」は保険料を割って、毎年もしくは毎月ごとに支払う方法です。

一回で支払う金額は小さくなりますが、一括払いと比べてトータルで払い込む額は多くなります。

 

ちなみに

「一括払い」より「分割払い」の方が支払い総額が多くなるのは、クレジットカードと同じ理屈ですね。

クレジットカードは一括払いだと手数料はかかりませんが、分割にすると手数料がかかって割高になります。

 

分割払いにするメリット

 

 

火災保険を分割払いにするメリットは以下の4つです!

 

・支払いが楽

・見直しをしやすい

・お金の管理がしやすい

・分割の方がお得な場合がある

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

支払いが楽

 

 

一括払いだと、大きなお金を準備しないといけません。

住宅ローンで新築を建て、火災保険もローンで支払うというのならともかく・・・

火災保険の更新であらためて加入し直すときなんか、けっこうな負担となるでしょう。

 

分割払いだと、一回あたりに支払う保険料は少なくて済みます。

資金的にあまり余裕がないときには、とても助かる支払方法です。

 

見直しをしやすい

 

money_hokensyouken

 

火災保険は年を追うごとに、新しい商品がどんどんと出てきます。

また保険料率の変更などによって、保険料が以前より安くなることがあるのです。

 

長期の火災保険を一括で支払ってしまうと、なかなか見直そうとは思いませんが・・・

分割払いだと途中解約もやりやすく、機動的に動くことができます。

実際に新商品が出たときなんか、見直しをされるお客さまがたくさんいますよ。

 

お金の管理がしやすい

 

 

家賃・光熱費・住宅ローン・スマホ代・クレカなどは、すべて月ごとの支払いです。

火災保険も「月払い」にすれば、毎月の給料から家賃や光熱費などと一緒に支払うことができます。

月ごとにお金の出入りを記録している人は、お金の管理がしやすいでしょう。

 

分割の方がお得な場合がある

 

 

火災保険は基本、一括で支払った方が保険料は割安です。

しかし分割で支払った方が、結果的にもっとお得になることがあります。

それは、住宅ローンの借入金利が高いときです!

 

住宅ローンの金利によっては、火災保険を一括で払うよりも・・・

その分を住宅ローンの頭金に回した方が、支払うお金の総額が少なくなることがあります。

 

分割にするデメリット

 

 

メリットがあるということは、デメリットもあるということです。

火災保険の保険料を分割払いするデメリットは、以下の4つが考えられます!

 

・保険料が割高になる

・保険が失効する可能性がある

・選べる保険会社が限られる

・払い込み伝票が使えない

 

保険料が割高になる

 

money_kinketsu_woman

 

これは、上記で説明したとおりです。

分割にすると、保険料の支払総額は割高になります。

 

保険が失効する可能性がある

 

kaiyaku_keiyakusyo

 

分割払いだと、何らかのトラブルで火災保険が使えなくなる可能性があります。

たとえば銀行口座の残高が足りなくて、保険料の引き落としができていなかったり・・・

クレジットカードが期限切れで、支払いができていなかったりするのです。

 

そうなると、火災保険が「失効」や「解除」という状態になります。

そうなると万が一のとき、保険金が出ないことになるのです!

一括で支払ってしまえば、そういった心配は起こりません。

 

選べる保険が限られる

 

 

いくつかの火災保険は月払いにすることができません。

したがって保険料や保障内容が良いと思っても、それを選べない可能性があります。

その場合は月払いをあきらめるか、別の火災保険を探すことになります。

 

払込票が使えない

 

 

コンビニや郵便局で支払える払込票は、月払いでは使えないことが多いです。

なぜなら払込票での支払いは、保険料を支払い忘れる可能性が高くなるから!

コンビニや郵便局で支払いたい人は、分割払いは選べない可能性が高いです。

 

一括払いが多い理由

 

 

私たちハロー保険のお客さまは、7割以上が「一括払い」で火災保険の保険料を支払っています。

そして残りの2~3割が「年払い」であり、「月払い」を選ばれる方はあまりいません。

分割払いより一括払いが多いのには、以下2つの理由があります!

 

・保険料が割安になる

・住宅ローンの条件になっている

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

保険料が割安になる

 

 

やはり一括で払うと、保険料が割安になるのは大きいです!

新築の場合、住宅ローンで保険料を一気に支払ってしまう人がほとんどでしょう。

住宅ローンには火災保険の枠があって、その分も融資を受けることができますからね。

 

住宅ローンの条件になっている

 

 

銀行によっては、火災保険の長期一括払いを条件に住宅ローンを組むところがあります。

万が一火事になったときに保険料の不払いで火災保険が切れていたら、返済の取り立てが難しくなるからです。

火事で家がなくなって保険金もないとなったら、銀行はお金を回収が困難になりますからね。

 

さらに

銀行は火災保険での返済を確実に行ってもらうため、質権設定を行うところもあります。

参考:火災保険の質権設定とは?住宅ローン利用者が知るべき手続き

 

ライフサイクルで変える

 

 

では一括払いと分割払い、いったいどちらを選んだら良いのでしょうか?

私は人生のステージによって、火災保険の支払い方法を柔軟に変えるのが良いと考えています!

 

たとえば家を新たに建てる若い方は、保険料をなるべく割安にできる一括払いを選ぶのです。

大きな支払いとなりますが、住宅ローンで火災保険分も借りられるので問題はないはずです。

今は住宅ローンの金利も低いので、メリットが大きいでしょう。

 

そして火災保険の更新が発生する熟年世代は、1回あたりの支払いが少ない分割払いを選ぶのです。

高齢になると、いつまでその家に住み続けられるか分かりません。

大きなお金を一気に支払うのにも抵抗があると思うので、短期で少しづつ払っていきましょう。

 

ちなみに

実際に私のお客さまでは、こうされている方が多いです。

新築で新たに保険に入る人や若い方は、保険料の割引を第一に考えて長期一括払いにしますし・・・

保険の更新に来る人や年配の方は、金銭的に余裕があっても3~5年の年払いを選択されますね。

 

支払方法で注意すべきこと

 

 

商品によっては10年などの長期火災保険の場合、分割払いができないことがあります。

なので分割にしたいときはあらかじめ保険会社に確認したり、年数を減らしたりしましょう。

 

また分割払いや長期一括だからこそ得られる特約なんかも、保険会社によってはあったりします。

支払方法を検討するときは、そういった側面もあわせて見ておくことが必要です。

なかなかすべてを自分で調べることはできないので、保険のプロに相談することをおすすめします。

 

火災保険の相談や見直しなら

 

 

火災保険の相談や見直しなら、ぜひ私たち「ハロー保険」にご相談ください!

 

ハロー保険はおかげさまで約90年続いており、県内外で8,000人ものお客さまを担当しています。

毎日何件もの契約業務や事故対応を行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。

それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。

 

もし遠方だったり相談に来る時間のない方は、下のネット見積もりサービスを使ってください!

参考:【無料】火災保険を最大15社から一括見積もり比較

 

3分ぐらいで簡単に入力が完了し、一度に最大15社の火災保険の見積もりを無料で取れます。

わざわざ複数の保険会社に出向くことなく、あなたに最適な保険を比較して見つけられるので便利です。

 

まとめ

 

火災保険の支払い方法には、「一括払い」と「分割払い」の2種類があります。

それぞれメリット・デメリットがありますが、一括払いを選ばれる人の方が多いです。

人生のステージによって、火災保険の支払い方法を柔軟に変えるのが良いでしょう。

 

火災保険に加入している方へ

 

あなたが払っている火災保険、実は割高ではありませんか?

下の記事をチェックし、保険料の適正相場を調べましょう!

火災保険や地震保険に月額いくら払ってる?相場を知る方法