記事内には広告を含む場合があります
「子供が小学生になり、友達と一緒に外で遊ぶようになりました」
「もしものときのために、傷害保険に入っておくべきですか??」
このような質問をときどき、小さなお子さんを持つ親御さんから受けます。
子供に友達がたくさんできて外で遊ぶようになるのは、親としてとてもうれしいことですよね!!
しかし外には危険がいっぱいあるので、不安の種も増えます。
子供のケガや事故は気を付けていても、なかなか予測するのが難しいです。
今日は万が一の子供のケガに備える、「傷害保険」について紹介します。
そしてこの保険に入るべきかについて、顧客数8,000人を超える保険代理店がくわしくお伝えしましょう!!
傷害保険とは
「傷害保険」とは、予期せぬ事故やケガに備えるための保険です!!
例を挙げると、以下のようなときに助けてくれます。
・家で料理を手伝って包丁で指を切った
・学校の廊下でこけて足の骨を折った
・野球の試合でボールが頭に当たった
・公園で滑り台から落ちて肩を脱臼した
・旅行中に階段を踏み外してねんざした
医療保険との違い
「傷害保険」と似たような保険に、「医療保険」というものがあります。
どちらも、ケガをした場合に保障があります。
ではこれらの違いって、いったい何なのでしょう??
傷害保険
「傷害保険」は、ケガには保障があるものの病気には保障がない保険です!!
主に通院・手術・入院・後遺障害・死亡となると、保険金が出ます。
補償されるケガは、「偶然」「急激」「外来」の3要素を満たす必要があり・・・
思いがけず突然、外からの要因によってケガをした場合が当てはまります。
ケガだけに備える保険なので、医療保険より保険料は安いことが多いです。
また健康審査や持病の告知など、傷害保険では必要ありません。
医療保険
「医療保険」はケガと病気の両方に保障がある保険です!!
主に手術・入院となると、保険金が出ます。
ケガだけでなく病気にも対応するので、傷害保険と比べて保険料は高めです。
また医療保険は、健康審査や持病の告知なども必要になってきます。
子供に備える「医療保険」について、くわしくは下のブログを参考にしてください。
参考:赤ちゃん(新生児)や子供に生命保険や医療保険などは必要か?
どういうときに保険金が出るか
傷害保険では以下のようなとき、それぞれ決まった保険金が支払われます!!
・死亡した
・後遺障害が生じた
・入院した
・手術を受けた
・通院した
・治療を受けた
長期入院が必要となるような大ケガはもちろん、「病院で1回治療を受けただけ」という小さなケガでも保険金が出ます。
保険金は入院日額で支払う方式や、一時金で支払う方式があります。
最近だと、一時金払いの傷害保険が人気ですね!!
傷害保険は必要性が低い
正直に言うと、子供の傷害保険の必要性は低いです。
なぜなら子供には、手厚い医療費の補助があるから!!
まず大前提として、私たちはみな国の健康保険に加入しています。
これによって、私たちの医療費負担は3割だけです。
さらに子供の場合、ここから医療費の補助が上乗せされる可能性が高いです!!
なぜなら自己負担額の全額または一部を、各自治体が払ってくれる制度があるから。
自治体によって内容は違いますが、無料または数百円で病院や薬局にかかれます。
たとえば鳥取県のお子さんが県内の医療機関で受診すると、自己負担額は以下の通りです。
通院:日額530円まで
入院:日額1,200円まで
年齢:18歳まで
参考:医療費助成/子育て王国推進局/とりネット/鳥取県公式サイト
こういった県の補助がある上に、市区町村でさらに上乗せの助成があったりします。
したがって医療費の自己負担は、想像よりかなり少なくなるでしょう。
傷害保険が必要なケース
上記の通り補助が手厚いので、医療費の自己負担は少ないのですが・・・
子供が入院した場合、医療費以外のお金がけっこうかかってきます!!
たとえば赤ちゃんは泣くと周りに迷惑がかかるので、個室入院となって負担が大きくなります。
また点滴につながれている子供をあやすため、絵本やオモチャなんかを買ったり・・・
付き添うお母さんの食事代や、簡易ベッド代などもかかってくるのです。
さらにお父さんが家事に不慣れだったりすると、普段の生活も割高になります!!
お母さんがいなくなると、外食代・延長保育代・クリーニング代などが発生するからです。
子供の傷害保険は、医療費の負担を減らすためのものではなく・・・
急な入院でも、家族が安心して看病してあげるためのものかもしれませんね。
状況によって保険は変わる
状況や備えたい範囲によって、どの傷害保険を選ぶべきかは変わってきます。
なのでどういったケガに備えたいのかを、まずはしっかりと決めましょう。
学校でのケガに備えたい
この場合、すでに学校が保険に入っています。
参考:子供が学校にいる人は必見!学校の保険で補償されること一覧
したがって、新たに保険に加入する必要性は薄いかもしれません。
スポーツのケガに備えたい
この場合、「スポーツ安全協会」の傷害保険が一番良いでしょう。
団体保険なので、4名以上で申込を行わなければいけませんが・・・
公的な保険なので、保険料がとても安いです!!
加入依頼書は、各市町村の教育委員会に設置してあります。
くわしいことは、各地方団体の体育協会に問い合わせてみてください。
日常生活すべてのケガに備えたい
この場合、各保険会社の傷害保険に入ることになるでしょう。
私たちハロー保険でも取り扱っているので、ぜひご相談ください!!
遠方にお住みでハロー保険に来れないという方は、下のサービスを使ってください!
参考:おすすめの無料保険相談窓口は?口コミサイト15つで統計取った
口コミ評判の高い無料の保険相談サービスを調べたので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
「傷害保険」とは、予期せぬ事故やケガに備えるための保険です。
子供には手厚い医療費の補助があるので、傷害保険に入る必要性は薄いかもしれません。
しかし子供が入院した場合、医療費以外でかかってくるお金に備える方法としてはアリです。