記事内には広告を含む場合があります
「がん」という一言に心がざわつくこと、皆さんにはありませんか?
私たちは日々、その恐ろしさ、罹患する可能性というリアリティに直面し、自身や大切な人たちの健康について考えざるを得ません。
私も保険業界の一員として、そして息子たちの母親として、それを実感しています。
がんは遺伝するのでしょうか?
そんな疑問から、私たちの身近な問題について、私の経験を交えながら考えてみたいと思います。
ガンは鳥取県民の死因1位
先日、2020年のがん患者さんの統計が新聞で発表されました!
がんは全国的にも大きな問題となっており、その重要性はいつの時代も忘れてはならないものです。
特にがんという病気を取り上げるのは、その罹患者数が非常に多く、また若年層にも広がっている現状があるからです。
この現状は、私たちの健康管理や生活習慣を見直すきっかけにもなるでしょう。
2020年の統計によれば、全国では37万8千人ものがん患者さんがいます。
その中でも鳥取県では2千人が亡くなり、依然として死因の第1位です!
この数字は私たちに対して、がん対策の重要性を再認識させるものですね。
がんと診断された人をその県の人口で割った「75歳未満年齢調整死亡率」も全国23位にランクインしました。
しかし、これは前年に比べて全国45位から大きく上昇しています。
このことは、地域のがん対策が進んでいることを示しているでしょう。
がんの予防策としては、定期的な検診受診が推奨されています。
がんになることを恐れるよりも、一歩踏み出して早期発見、早期治療を目指すことが重要です。
このため、各自治体ではがん検診の推進に取り組んでいます。
しかし残念ながら、鳥取県では前年の受診率を大きく下回り、およそ10年前の水準に逆戻りしました。
特に40代〜60代の受診率は大きく落ち込んだようです。
この原因として、新型コロナウイルスの影響による受診控えが考えられます。
新型コロナウイルスの影響で医療機関に足を運ぶのを控える人が増えたことは事実ですが、それでもがん検診は重要なものです。
各医療機関も感染対策を強化し、安全に検診を受けることができる環境を整えています。
我々ができることは自分自身の健康を守るために定期的な検診を受け、早期発見に努めることです。
がんは遺伝するのか?
保険業界で働いていると日々、健康問題や病気についての情報を目の当たりにします。
私自身もその一人で、がんになる確率を理解し、それに備えて毎年検診を受けているのです。
3年前に大腸がんを早期発見できたことで大事にならず、検診の価値を身を持って実感しています。
また、家族の健康についても気を配るようになりました。
私の息子たちが30代半ばにさしかかり、自分だけでなく彼らの健康も気になってしまいます。
次男は特に体重が多いため、成人病のリスクが高いと考えています。
よく「がん家系」という言葉を聞きますが、がんは遺伝するのでしょうか?
医学的には、がんの中には遺伝的要素が強いものが確かに存在します!
特に乳がん、卵巣がん、一部の大腸がんはその代表例と言えるようです。
私の母は乳がんであることから、定期的なセルフチェックと検診が非常に重要であることを学びました。
がん家系であることが、がんにいつなっても不思議ではないことを理解するきっかけになったのです。
こうした個人的な経験や学びをもとに、保険の専門家として次のようなアドバイスを提供します。
まず、定期的な健康診断やがん検診を受けることの重要性です。
これにより、がんなどの病気を早期に発見し、適切な治療を始めることができます。
次に、生活習慣の見直しも大切です。
バランスの良い食事、適度な運動、良い睡眠習慣、禁煙・適度な飲酒などを心掛け、成人病やがんのリスクを低減させましょう。
場合によっては専門医と相談し、より具体的な予防策や対策を立てることも重要です。
そして最後に、適切な保険を選ぶことも大切な対策の1つです。
保険は病気や怪我による経済的なリスクを軽減し、あなたや家族が安心して生活できるようにサポートする役割があります。
私たち保険の専門家は、あなたのライフスタイル、健康状態、家族構成などに合わせた最適な保険プランを提案することができます。
今後も、健康を守るための情報提供や保険の選び方のアドバイスを提供して参ります。
行政の人間ドックを活用しよう
先日、私の住む八頭町の町報を読んでいたところ、町の人間ドックへの申し込みが可能であることを知りました。
60歳を超え、人生の新たな節目を迎える今。
自分自身の健康はもちろん、家族に負担をかけないためにも「予防と早期発見」の重要性が一層強まっています。
この思いは私だけではなく、多くの人々が共有するものでしょう。
人間ドックは、様々な疾患の早期発見を可能にします。
一般的には心臓病、脳血管疾患、がん、腎臓病、肝臓病などの検査が行われます。
これらは生活習慣病として知られ、予防や早期発見によって大きく改善します。
加えて、これらは年齢とともにリスクが増える病気です。
60歳を超えた今、定期的な検査は一段と重要になります。
行政が提供する人間ドックの利点は、低コストで広範な検査が受けられることです。
お金に余裕がない場合や保険適用外の検査が必要な場合でも、自治体が提供する人間ドックは手軽に利用できる点で価値があるでしょう。
その一方で、一部の自治体では利用可能な人間ドックの頻度や範囲に制限がある場合があります。
それらは各自治体の制度や予算によりますので、詳細は直接自治体に問い合わせることをおすすめします。