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学資保険の保険金受取人は子供?契約者・被保険者・受取人の違い

 

「学資保険の受取人って、子供になるんですか??」

学資保険を新たに契約するお客さまから、たまにこんな質問を受けます。

 

学資保険は、子供の教育資金を貯めるために加入します。

したがって満期が来たら、子供にお金が払われると思われがちですが・・・

通常、学資保険の受取人が子供になることはありません。

 

今日は学資保険の「契約者」「被保険者」「受取人」について、顧客数8,000人を超える保険代理店がくわしく説明しましょう!!

 

学資保険にかかわる3者

 

 

学資保険に入る際には、「契約者」「被保険者」「受取人」の3者を必ず決めます!!

これは学資保険に限らず、生命保険や医療保険なども一緒です。

ではそれぞれの違いについて、以下に書き出してみましょう。

 

契約者

 

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契約者とは、保険を契約して保険料を支払う人です!!

したがって、その保険に関する様々な権利を持ちます。

たとえば保険内容の変更などは、契約者じゃないとできません。

 

学資保険の場合、契約者は必ず親となります。

それは親が死亡した場合、以後の保険料が免除になる保障があるからです。

なので商品によっては、契約できる親の年齢に制限があったりします。

 

年齢制限に引っかかったり、祖父母が孫のために入りたいという場合は・・・

学資保険ではなく、生命保険を活用しましょう!!

参考:学資保険は必要ない!教育費は生命保険で貯金すべき理由10つ

 

被保険者

 

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被保険者とは、保険の対象となる人です!!

「保険をかけられる人」と言ったら、分かりやすいかもしれません。

 

学資保険の場合、被保険者は必ず子供になります。

そしてその子が一定の年齢に達すると、満期金が支払われるのです。

商品によっては、子供が病気や死亡したときに保険金が出るものもあります。

 

受取人

 

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受取人とは、保険金を受け取る人です!!

これは誰にするか、契約者が指定することができます。

 

学資保険の場合、通常は契約者である親が受取人となります。

なぜなら、実際に授業料などの教育費を支払うのは親だからです。

 

しかし子供や別の親族を、受取人に指定することも可能です。

ただしそうすると、税金がかかってくる可能性があります。

これについては、以下でくわしく説明しましょう。

 

受取人は契約者が良い

 

 

受取人は誰にするか選ぶことができますが、よほどの理由がない限り契約者にした方が良いです。

たとえば学資保険を契約するのがお父さんなら、受取人もお父さんにします。

なぜなら、そうした方が税金が安くなるから!!

 

受取人 = 契約者の場合

 

契約者 被保険者 受取人

 

上の例ではお父さんが保険料を払い、お父さんが満期金を受け取ります。

この場合、満期金は「一時所得」として課税されますよ!!

 

「受け取った満期金の金額 – 支払った保険料の総額」が50万円を超えなければ、税金はかかりません。

参考:No.1490 一時所得|国税庁

 

よほど大きな保険でない限り、50万円も利息が付いて返ってくることはないでしょう。

したがって受取人と契約者を一緒にすると、満期金で税金を支払うことはほぼありません。

 

受取人 ≠ 契約者の場合

 

契約者 被保険者 受取人

 

上の例ではお父さんが保険料を払い、お母さんが満期金を受け取ります。

この場合、満期金は「贈与」として課税されますよ!!

 

受け取った満期金の金額 が110万円を超えたら、税金がかかります。

参考:No.4402 贈与税がかかる場合|国税庁

 

学資保険の満期金は200万円という場合が多いので、110万円を超えるでしょう。

参考:学資保険は月いくら貯めるのが正解?保険料金額の平均相場

したがって受取人と契約者を別にすると、満期金で税金を払う可能性が高いです。

 

離婚したら受取人変更

 

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学資保険の受取人でモメるのは、両親が離婚したときです!!

離婚したとき、子供の親権はお母さんが取ることが多いですが・・・

準備してきた学資保険が以下のようになっていたら、どうなるでしょう??

 

契約者 被保険者 受取人

 

これだと、満期金はお父さんに支払われることになります。

お父さんが、それを子供のために使ってくれれば良いですが・・・

場合によっては、渡してくれないこともあるでしょう。

 

なのでお母さんとしては、受取人を自分に変更したいですよね??

しかしそれも、契約者であるお父さんに手続きしてもらわなければいけません。

これは時間が経つほど、お願いするのが難しくなります。

 

こういったトラブルを避けるために、離婚手続きの際は学資保険についてもちゃんと話し合っておきましょう!!

そして名義変更をして自分を契約者にしたり、受取人を自分に変更しておくのです。

 

ただし契約者をお母さんにした場合、その後の保険料はお母さんが払っていかなければいけません。

そういったことも考えたうえで、最良の手続きを取ってください。

 

離婚時の保険手続きについて、くわしくは下の記事に書いています。

参考:離婚したら子供の保険を親権者に名義変更すべき大切な理由

 

学資保険を検討するなら

 

 

「学資保険で契約者や受取人を誰にすべきか分からない」という方へ。

ぜひ、私たちハロー保険にご相談ください!!

それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人に合った提案をしますよ。

 

遠方にお住みでハロー保険に来れないという方は、下のサービスを使ってください!

参考:おすすめの無料保険相談窓口は?口コミサイト15つで統計取った

口コミ評判の高い無料の保険相談サービスを調べたので、ぜひ参考にしてください。

 

まとめ

 

学資保険に加入する際、「契約者」「被保険者」「受取人」を決めなければいけません。

「受取人」は子供になると勘違いしがちですが、契約者である親とするのが普通です。

学資保険の受取人は、離婚したときにトラブルとなりやすいことを知っておきましょう。