30秒でわかるハロー保険

屋根からの落雪!車やカーポートのへこみで火災保険は使える?

 

大雪でカーポートがつぶれた!

下にあった車もペシャンコに!

最近は雪の被害(雪害)がヒドく、このようなお声をお客さまからよく聞きます。

 

吹雪や落雪などで家が壊れた場合、火災保険は役に立つのでしょうか?

今日は雪の災害で火災保険が使えるパターンについて、顧客数8,000人を超える保険代理店がお伝えします!

 

火災保険の加入者へ

あなたが払っている火災保険、実は割高ではありませんか?

下の記事をチェックし、保険料の適正相場を調べましょう!

火災保険や地震保険に月額いくら払ってる?相場を知る方法

 

雪災で補償されるパターン

 

carport_snow

 

雪災で補償されるパターンとして、代表的なのは以下の通りです!

 

・雪の重みで屋根や太陽光発電が壊れた

・猛吹雪でアンテナや雨どいが曲がった

・隣家からの落雪で窓ガラスが割れた

・室外機や給湯器が大雪で故障した

・雪が積もって車庫や物置がつぶれた

 

ただし

車庫(カーポート)や物置は契約内容によりますね。

補償内容で「物置・車庫等も含む」となっていたら、オッケーです。

 

分からないときは保険証券を確認したり、保険担当者に連絡してみましょう。

参考:家周りで事故!車庫や物置、塀の修理に火災保険は使える?

 

雪災で補償されないパターン

 

 

では雪の被害でも火災保険が使えないパターンには、どういったものがあるでしょうか?

お客さまからよく問い合わせをいただく事例は、以下の2つです!

 

・自宅から雪が落ちて隣家に被害が出た

・雪で車庫がつぶれて車に被害が出た

 

ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。

 

自宅から雪が落ちて隣家に被害が出た

 

基本的に自然が原因で起こったことは、人に責任を問えません。

たとえ自宅の屋根から落ちた雪であっても、相手に修理代を支払う義務はないのです。

 

ただし明らかに被害が出ることが分かっていたのに、何も対処しなかった場合・・・

相手から賠償責任を問われる可能性も、少なからずあります。

 

そんなときは「火災保険」ではなく、「個人賠償責任保険」の出番ですね!

月100円ほどであらゆる賠償に備えることができるので、必ず火災保険に付けておきましょう。

参考:火災保険に個人賠償責任補償は必要ない?いらない人の特徴

 

雪で車庫がつぶれて車に被害が出た

 

カーポート(車庫)自体は、火災保険で直せる可能性があるものの・・・

その下にあった車の被害までは、残念ながら見てくれません。

 

この場合は火災保険ではなく、自動車保険を使うことになるでしょう!

もしご自身の自動車保険に車両保険が付いていれば、保険金を請求できます。

参考:屋根のへこみなど…大雪による損害で自動車保険は使える?

 

しかし自動車保険を使うと等級がダウンし、保険料が上がるので注意が必要です。

参考:事故を起こすと割引率が下がる!自動車保険の等級制度とは?

 

したがって自動車保険を使うときは、保険担当者としっかり打ち合わせし・・・

修理代と保険料の値上がり分を確認しながら、保険を使うかの判断をしましょう。

 

免責金額に注意

 

 

火災保険を使う場合、気を付けなければいけないことがあります。

それは「免責金額」を設定しているかどうか!

 

免責金額とは、簡単に言うと「自己負担額」のことです。

保険金が出る事故が起きたとき、契約者が負担すべき金額を言います。

参考:火災保険の免責金額とは?いくらに設定するのがおすすめ?

 

免責金額を設定している場合、支払われる保険金は以下の通りです。

保険金 = 損害額(修理費) – 免責金額(自己負担額)

エクセス方式の場合

 

たとえば

免責金額を5万円に設定していたとしましょう。

損害額が20万円ならば、5万円を引いた15万円が保険金として受け取れます。

しかし損害額が5万円だと、1円も受け取ることができません。

 

火災保険に加入する際、多くの人は免責金額を設定しています。

そうした方が、保険料が安くなりますからね。

したがって、被害金額が少ないと火災保険の出る幕はありません。

 

他の被害を調べよう

 

 

「免責金額を超えないかも」と、保険請求をあきらめるのは早いです。

そのような方は、他にも被害が出ていないか注意深く確認しましょう!

 

たとえば

ものすごい大雪で、雨どいが壊れたとしましょう。

被害は雨どいだけではなく、屋根にも及んでいるかもしれません!

参考:家の雨漏り修理で火災保険を請求できるか?補償の条件は風災

 

すべての被害を合わせて請求すれば、免責額を超える可能性があります。

すると、火災保険を使って直すことができるのです。

 

免責はゼロがおすすめ

 

 

自動車保険と違って、火災保険は「使ったら保険料が上がる」ということはありません。

また「免責ゼロだと保険料が高くなる」と言っても、保険料はそんなに変わらないケースが多いです。

したがって、私は「免責ゼロ」の充実プランをお客さまにおすすめしています!

 

保険業を20年以上してきた経験から言うと、家周りで数万円の小さな損失が発生することは本当に多いです。

よくあるのは台風や大雪によってかわらや雨どいが壊れたり、窓ガラスが割れたりですね。

 

たとえば

少し前に「雪で瓦が何枚か壊れた」というお客さまがいました。

修理代を見積もってみると48,000円、払えなくはないけど一時的な出費としては痛い金額です。

その方は免責金額をゼロにしていたので、48,000円をそのままお支払いすることができました。

 

こういった小さな事例にも対応できるよう、免責金額はゼロとするのです。

 

火災保険は火事だけじゃない

 

 

火災保険はその名前から、火事だけにしか使えないと思われがちです。

しかし契約によっては、自然災害・盗難・破損などで被害を受けた場合でも補償があります!

 

たとえば、東京海上日動の火災保険パンフレットを見てみましょう。

火災のほか、風災・水災・盗難・水漏れ・破損など様々なリスクに対応しています。

 

参考:トータルアシスト住まいの保険 | 東京海上日動火災保険

 

それぞれのリスクについて、くわしくは下の記事を読んでください。

参考:火災保険の適用範囲まとめ!台風や家財なども補償される?

 

これは何も、東京海上日動だけではありません。

一般的な火災保険の補償内容は、どこの保険会社もほぼ同じです。

 

そして、雪のよる被害を受けたとき・・・

この中にある、「風災リスク」というものが重要になってきます!

 

風災リスクとは

 

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風災とは、簡単に言うと「風による災害」です!

具体的には、台風・竜巻・強風・大雪・吹雪などが挙げられます。

 

これらによって屋根や瓦、雨樋(あまどい)などが壊れると、火災保険の補償対象です。

したがって雪の被害でも、火災保険を請求することができます。

 

また他にも以下のような事例では、火災保険が適用となる可能性があります。

 

・強風で屋根がはがれ、雨漏りが発生した

参考:台風で雨漏りが発生!屋根や雨樋の修理で火災保険を請求できる?

 

・台風の風圧で、窓ガラスにヒビが入った

参考:台風や熱割れで家の窓ガラスが割れた!火災保険を請求できる?

 

・台風で室外機が倒れ、エアコンが壊れた

参考:エアコンから水漏れ!室外機が故障!火災保険を請求できる?

 

火事よりも自然災害

 

 

私は20年以上、保険の仕事をしていますが・・・

お客さまの家が火事になって、保険金を支払ったことはほとんどありません。

 

火事って、そんなめったに起こることではないんですよ。

参考:火事になる確率は?新築一戸建てや賃貸で火災保険に入らない人は要注意

なので火災事故で何千万円というお金を支払うときは、とても緊張します。

 

しかしこういった自然災害によるご請求は、本当に良く受けますね。

実際に火災保険で保険金請求が一番多いのは、この「風災」や「水災」などです!

 

※2015年度住まいの保険(充実タイプ)事故件数割合

 

火災保険の相談や見直しなら

 

 

火災保険の相談や見直しなら、ぜひ私たち「ハロー保険」にご相談ください!

 

ハロー保険はおかげさまで約90年続いており、県内外で8,000人ものお客さまを担当しています。

毎日何件もの契約業務や事故対応を行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。

それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。

 

もし遠方だったり相談に来る時間のない方は、下のネット見積もりサービスを使ってください!

参考:【無料】火災保険を最大15社から一括見積もり比較

 

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まとめ

 

雪で家が被害を受けた場合、基本的には火災保険を請求できます。

しかし隣家や車の被害に対しては、補償を使えないことが多いです。

実際に保険金を請求する際には、免責金額の有無に注意しましょう。

 

火災保険に加入している方へ

 

あなたが払っている火災保険、実は割高ではありませんか?

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