自動車保険に加入しているお客さまから、ときどき聞かれる質問です。
車のドアをぶつけた・ぶつけられた被害は自動車保険で補償されますが、色々と注意が必要です。
今日はドアパンチで保険を使うべきかについて、鳥取で90年続く保険代理店がくわしくお伝えします!!
またドアをぶつけてしまった場合の対処法やぶつけないための対策についても、あわせて教えましょう。
ドアパンチは補償される
自分が他人の車にドアをぶつけてしまった場合、それは自動車保険で補償されます!!
ただし自動車保険を使うと3等級ダウン事故となり、翌年から保険料が大きく上がるので注意してください。
参考:自動車保険の等級がわからない!自分の等級の調べ方3つとは?
自動車保険の補償を使うか使わないかは、お客さまの判断で決めることができます。
もし被害が小さく修理代が数万円で済むのであれば、自動車保険を使わず自分で払うのも手です。
私たちハロー保険はお客さまの負担が一番少なくなるよう、誠心誠意アドバイスをしますよ。
ドアをぶつけた場合の対処法
となりの車にドアをぶつけた場合の対処法は、以下のとおりです!!
・相手に謝罪をする
・警察に連絡する
・保険会社に連絡する
・事故相手を確認する
ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。
相手に謝罪をする
ドアパンチの対処にあたっては、まず相手へ心を込めて謝りましょう!!
たまに「謝ったら負け」と言う人がいますが、これは大きな間違いです。
被害が大きかろうが小さかろうが、相手の車にぶつけてしまったことは事実ですから。
最初の対応が悪いと相手の心情が悪くなり、その後の交渉もスムーズにいかなくなります。
参考:車は移動させるべき?謝ったら負け?交通事故の対応手順まとめ
警察に連絡する
相手への謝罪をした後は、物損事故として警察へ連絡しましょう!!
スマホ(携帯)でも「110」を押せば、警察に電話できますよ。
道路交通法ではどんなに小さな事故であっても、警察への報告が義務付けられています。
また警察へ届け出ておかないと、いざというときに自動車保険を使うことができません。
参考:ちょっと当たった…軽微な物損事故も警察に届け出るべき理由は?
保険会社に連絡する
警察へ連絡した後は、自分の保険担当者に連絡をしましょう!!
担当者がいない場合は、保険会社の事故ダイヤルに電話してください。
当事者同士で示談交渉をするのは、後でトラブルになる可能性が大きいです。
保険会社を通した方がスムーズに解決までつながり、心理的な負担も小さくなります。
参考:自動車保険に弁護士費用特約はいらない?必要だと言える理由
事故相手を確認する
警察と保険担当者が来るのを待つ間、相手の身元を確認しておきましょう!!
とりあえず、相手の名前と連絡先だけでも聞いてください。
できれば、運転免許証の番号と車のナンバーもひかえておきたいです。
ただし、その相手の方が協力してくれるとは限りません。
ムダな争いを避けるためにも、あまり無理をしてはいけませんよ。
ドアパンチの被害にあったら
ドアパンチの被害者になった場合は、相手に損害賠償を請求することになります!!
ただし上記の通り当事者同士での示談はトラブルの元なので、警察と保険担当者をちゃんと呼びましょう。
もし相手が分からない(当て逃げ)場合は、車両保険を使って直すことができます!!
車両保険とは、自分の車の修理代を補償してくれる保険です。
参考:自動車保険の車両保険って何?一般とエコノミーの違いは?
ただしこれも使うと3等級ダウン事故となり、翌年から保険料が大きく上がります。
なので車両保険を使うべきか、事前に保険担当者としっかり話し合ってください。
参考:当て逃げに車両保険の適用は注意!自動車保険の等級が下がる
ドアをぶつけないための対策
ドアパンチの加害者・被害者にならないためには、以下のような対策が有効です!!
・広いスペースに駐車する
・風上に向かって駐車する
・屋内の駐車場に駐車する
・ドア傷防止グッズを使う
ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。
広いスペースに駐車する
なるべく左右に車が停まっていない、広い駐車スペースを探しましょう!!
隣に停車している車との距離が近いほど、ドアパンチの可能性は高くなります。
風上に向かって駐車する
駐車する方向が選べるなら、なるべく風上に向かって駐車するようにしましょう!!
車の後ろから前に向かって強い風が吹いていると、ドアが風にあおられてしまいます。
屋内の駐車場に駐車する
屋外と屋内で2種類の駐車場がある場合は、屋内の駐車場を選んで駐車しましょう!!
屋内であれば風であおられることが少なくなり、ドアパンチの可能性は低くなります。
ドア傷防止グッズを使う
万が一ドアパンチしてしまった場合に備えて、ドア傷防止グッズを使いましょう!!
以下のようなものを装備しておけば、被害を小さくすることができます。
自動車保険の相談なら
自動車保険のことなら、ぜひ私たちハロー保険にご相談ください!!
私たちハロー保険はおかげさまで、8,000人ものお客さまを担当しています。
毎日何件もの契約業務や事故対応を行っているので、経験豊富なスペシャリストがそろっているのです。
それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人にとって最適な提案をしますよ。
もし遠方だったり相談に来る時間のない方は、下のネット見積もりサービスを使ってください。
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わざわざ複数の保険会社に出向くことなく、一番安くて最適な保険を見つけられるので便利です。
まとめ
自分が他人の車にドアをぶつけてしまった場合、それは自動車保険で補償されます。
また逆にぶつけられた場合でも、自動車保険(車両保険)で修理をすることが可能です。
ただし等級が下がって保険料が上がるので、自動車保険を使うときはよく検討してください。